■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/11/27

MCQ9.png



【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (f__________) (a_________) : フッ化麻酔薬

(2) (e_________) (s______) : 呼息性喘鳴

(3) (a_______________) (c_________) : 房室伝導

(4) (p________) (e____) : 肺水腫

(5) (a_____) (c______) : 活動電流


[解答]
(1)fluorinated anesthetic(2)expiratory stridor
(3)atrioventricular conduction(4)pulmonary edema
(5)action current


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(心肺蘇生) 脳の神経細胞が生存するために必要な脳血流量は正常の( )%とされる。
1) 20 2) 30 3) 10 4) 50 5) 5

    ▼

    ▼

    ▼

[解説] 意識を維持するために必要な脳血流量は、正常の50%、神経細胞が生存するために必要な脳血流量は20%と言われているのに対し、胸骨圧迫式心マッサージによって得られる脳血流量は正常の30%以下、多くの場合10%以下なので自己心拍再開までは意識が戻らないのが通常である。


[正解] 1 [出典] LiSA Vol2-No7-p49(1995)


■ これって常識? ■
血小板著減,白血球・赤血球正常をみたら,特発性血小板減少性紫斑病を疑え!

<症例>
45歳,女性. 全身性の紫斑と下腿に著明な点状出血を認めるが,全身状態は良い.WBC 6,500/μl(分画正常),Hb 13.0g/dl,PLT 0.2万/μl
→最も考えられる疾患は,特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
1)中年の女性,下腿に著明な点状出血,白血球,赤血球に異常はないが,高度な血小板減少あり.これは典型的なITPの臨床像である.
2)高度な血小板減少があっても,骨髄穿刺は禁忌にならない.骨髄穿刺が禁忌になるのは,血友病や重症のDICなど著明な凝固線溶系の異常による出血傾向があるときである.
3)治療は,まずプレドニン(1mg/kg/日)を開始することが原則である.
4)血小板輸血は無効であり,その適応は通常ない.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜血液編




【問題3】(体液・電解質) 低マグネシウム血症の原因が、腎外性マグネシウム喪失である場合には尿中マグネシウム濃度はどうなるか?
1) <50mg/日
3) <1mg/日
5) <100mg/日
2) <5mg/日
4) <20mg/日


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] 腎臓のMg保持能力が正常の場合には、Mg欠乏があると「尿中Mg排泄量<20mg/日」となる。腎臓からの喪失が原因の場合には「尿中Mg排泄量>20mg/日」。通常の腎臓からの排泄量=100mg/日である。Naの場合には単位は異なるが「20」で判定する。


[正解] 4 [出典] クリティカル記憶術2p160

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント