■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/12/04

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (_______a) : [高]窒素血

(2) (n_______) (a________) : 麻薬嗜癖/麻薬依存

(3) (b_________) (h__________) : 両耳側性半盲

(4) (e_______) : 曝露/被曝

(5) (t_______________) (t_____) : 気管気管支洗浄


[解答]
(1)azotemia(2)narcotic addiction
(3)bitemporal hemianopsia(4)exposure
(5)tracheobronchial toilet


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(心臓・血管) 心筋障害の生化学的マーカーのうち筋原線維を構成する構造蛋白は次のうちどれか?
1) トロポニンT
3) LDH
5) ミオグロビン
2) CK-MB
4) GOT


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[解説] 心筋障害の生化学的マーカーとしては、、心筋細胞質に存在する可溶性蛋白と、筋原線維を構成する構造蛋白に大別される。前者には、ミオグロビン、CK、およびそのアイソザイムであるCK-MB分画、AST(GOT)、LDHが、また構造蛋白には、心筋ミオシン軽鎖Iと心筋ロトポニンTおよびIがある。障害を受けた心筋からは、細胞質中に存在する可溶性蛋白が逸脱する。分子量の小さい蛋白ほど早期に流出するため、血中濃度はミオグロビンが最も早く異常値を示し、次いでCK、GOT、LDHの順に上昇する。また血中からの消失速度も、分子量の大きさに比例して長くなる。


[正解] 1 [出典] LiSA Vol6-No6-p588(1999)



【問題3】(呼吸) 睡眠時無呼吸症侯群(SAS)について正しいのはどれか。

ア:術前に睡眠時呼吸異常のある患者では冠動脈バイパス術後に心房細動を発生しやすい。

イ:術前に睡眠時呼吸障害のある患者は、術後に低酸素症が起こりやすい。

ウ:睡眠時無呼吸患者の周術期には鼻CPAPが周術期合併症予防に有用である。

エ:乳幼児の睡眠時閉塞性呼吸障害は成長を阻害する。

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[解説] 術前に睡眠時呼吸異常のある患者では冠動脈バイパス術後に心房細動を発生しやすい。術前に睡眠時呼吸障害のある患者は、術後に低酸素症が起こりやすい。睡眠時無呼吸患者の周術期には鼻CPAPが周術期合併症予防に有用である。乳幼児の睡眠時閉塞性呼吸障害は成長を阻害する。


[正解] 全て [出典] ANESTHESIA ANTENNA No27-p23



【問題4】(心臓手術の麻酔) プロタミンについて正しい記述はどれか。

ア:血圧を低下させることがある

イ:肺動脈圧を上昇させることがある。

ウ:時間がたって、ヘパリンの作用が再度出現することがある。

エ:過剰投与で、抗凝固作用がでることがある。

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[解説] プロタミンはヘパリンと結合してその作用を中和するが、プロタミンそのものは抗凝固作用を持っている。大量投与では、トロンボプラスチンの生成や活性低下により抗凝固作用が現れる可能性がある。プロタミンは血圧低下、肺動脈圧上昇、循環虚脱を起こすことがある。B2、C5a、アナフィラトキシン(anaphylatoxin)などが関係しているという報告もある。アナフィラキシーはまれである。


[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集

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