■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/12/05

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (e_____) : 嘔吐

(2) (c_______) (a_______) : 脳卒中

(3) (c______) (s____) : 対照試験

(4) (__________n) : 除神経/脱神経

(5) (i____________) (i_________) : 気管挿管


[解答]
(1)emesis(2)cerebral apoplexy
(3)control study(4)denervation
(5)intratracheal intubation


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(頭頚部手術の麻酔) 扁桃摘出後の再出血があり、止血のために全身麻酔をかける場合に関して正しい記述はどれか。

ア:小児では静脈が確保されていなければマスク導入を行う。

イ:輸液は維持量程度に保つ。

ウ:不穏な患者では、通常より多いチオペンタールを投与する。

エ:術後、胃管を挿入して、胃内容を吸引する。

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[解説] 扁桃腺摘出後の再出血は1%程度の頻度で起こる。患者は血液を嚥下しているので、フルストマックと考える。出血量も不明なことが多いが、頻脈、低血圧がある場合には、循環血液量の低下を補い、十分な輸液を行う。ときには輸血も必要となる。循環血液量減少による低血圧、気道閉塞により不穏になっていることもある。このような患者に、血圧低下を起こすチオペンタールを投与すると、ショックを起こすことがある。


[正解] (エ)のみ [出典] 麻酔科クリニカル問題集





【問題3】(肝・腎・消化管) 腹腔穿刺で得られた液体の生化学検査でALPが高値であった。何がもっとも疑われるか?
1) 十二支腸穿孔
4) 膵損傷
2) 大腸穿孔
5) 肝損傷
3) 小腸穿孔


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[解説] 腹腔穿刺で得られた液体の生化学検査の特徴:大腸穿孔ではアンモニアが高値.肝損傷ではGPTが高値となる。小腸穿孔ではALPが、膵損傷ではアミラーゼが高値となる。


[正解] 3 [出典] 研修医ノートp568




【問題4】(外傷・出血・感染) 次の薬物のうち2峰性の長時間の呼吸抑制が認められているのはどれか?
1) ペンタゾシン
3) フェンタニール
5) メペリジン
2) モルヒネ
4) ブプレノルフィン


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[解説] 鎮痛薬の呼吸への影響:延髄にある呼吸中枢を抑制し、呼吸数、1回換気量、分時換気量の低下、CO2換気応答の抑制が生じる。とくに呼吸数の減少が著明である。例えば、モルヒネは分時換気量を2〜4時間抑制するが、CO2換気応答の抑制は18時間も続くことがある。また、ブプレノルフィンは2峰性の長時間の呼吸抑制が認められている。作動−抑制薬は鎮痛作用と同様に呼吸抑制についてもceiling effectがあるとされる。


[正解] 4 [出典] 手術直後の患者管理P41

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