■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/12/09

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (________y) : 大動脈切開

(2) (e________) : 気腫

(3) (i_______) (s_______) : 等張液

(4) (m______) (a_______) (c____________) : 最小肺胞濃度

(5) (d_____________) : ジギタリス化/ジギタリス飽和


[解答]
(1)aortotomy(2)emphysema
(3)isotonic solution(4)minimum alveolar concentration
(5)digitalization


[出典] 麻酔科学用語集 第3版





【問題2】(循環管理) 肺塞栓の早期発見はまず,疑うことである.以下の症状のうち,頻度の高いのはどれか.
ア:呼吸困難
エ:下肢の腫張
イ:胸痛
オ:喀血
ウ:咳



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[解説] (ア):(正)発生率 73%:呼吸数 20 回/分以上,呼吸音で crackle を聴取することが多い.
(イ):(正)発生率 66%
(ウ):(正)発生率 37%
(エ):(誤)発生率 28%: 下肢痛の発生率 25%
(オ):(誤)発生率 13%
深部静脈血栓の既往をもつ患者の手術では,弾性包帯や間欠的下肢加圧装置を使用し,再発を防止する.深部静脈血栓や肺塞栓の危険因子をもつ患者では,ヘパリン 5000 単位皮下注射を,手術 2 時間前から開始し,8〜12 時間おきに行う.術後患者で肺塞栓が発症したとき,出血が持続している患者ではヘパリンを投与しにくいので,下大静脈フィルターを留置する.



[正解] (ア)、(イ)、(ウ) [出典] Super Hospital 麻酔科




【問題3】(心臓・血管) 血液濃縮をきたすショックはどれか?
1) アナフィラキシーショック
3) 心原性ショック
5) 敗血症ショック
2) 出血性ショック
4) 神経原性ショック


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[解説] 各種のショックの中で血液濃縮をきたすのは、熱傷性ショックとアナフィラキシーショックである。ともに血管透過性の亢進から血漿成分の血管外漏出→血液濃縮をきたす。循環虚脱を示す病態時にヘマトクリット値の上昇がみられる所見は、アナフィラキシー・アナフィラキシー様反応に特異的なものの一つである。


[正解] 1 [出典] 研修医ノートP267




【問題4】(外傷・出血・感染) 血小板の半減期はどれくらいか?
1) 12〜16日
3) 1〜2日
5) 16〜24日
2) 4〜8日
4) 8〜10日


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[解説] 体全体の血小板のうち、血液中にあるのは全体の2/3で、残りは脾臓にある。脾機能亢進によりこの分布が狂うと、血中血小板数は減少する。血小板10万以下を血小板減少症という。血小板濃厚液1単位(血液200ml分)で2000〜4000/mm3増加する。血小板を10000増加させるためには、2単位/m2(体表面積)必要とされる。血小板の半減期は8〜10日.


[正解] 4 [出典] ICUトラブルシューティングp166

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