敗血症性ショックの 28 日死亡率を評価するための入院前ショック指数

敗血症.png・入院前の設定では、死亡リスクの高い敗血症性ショック(SS)の早期特定は、早期治療の開始と搬送先(救急科(ED)か、または集中治療室(ICU))の決定を目的としている。この前後状況では、状態悪化ののリスクが高い患者を早期に発見するために、重症度と死亡の予後尺度が必要である。本研究では、入院前のショック指数(SI)と移動型集中治療室(MICU)によって入院前の設定で最初にケアされた SS 患者の 28 日死亡率との関連について明らかにする。

・2016 年 1 月から 2019 年 5 月までに MICU によってケアされた SS の患者を後ろ向きに分析した。傾向スコアを使用して、SI と死亡率の関連を 95% 信頼区間[95 CI] 付きのオッズ比(OR)で評価した。

・78 人の男性(68%)を含む 114 人の患者が分析された。平均年齢は 71±14 歳であった。SS は主に 肺(55%)、消化器(20%)、尿路(11%)感染と関連していた。28 日全死亡率は 33%(n=38)に達した。SI の中央値[四分位範囲]は、生存患者と死亡患者で異なった:0.73[0.61-1.00] vs 0.80[0.66-1.10]、p<0.001*)。交絡因子を調整した後、SI>0.9の OR は 1.17[1.03-1.32] であった。

・本研究で、著者らは入院前 SI と入院前 SS 患者の死亡率との関連性を報告している。SI>0.9 は、入院前の設定で最初にケアされた SS 患者の死亡率増加と相関する容易に利用可能なツールである。

敗血症ショック患者においても、病院前でのショック指数が、予後と関連していると。

【出典】
Prehospital shock index to assess 28-day mortality for septic shock.
Am J Emerg Med. 2019 Dec 4. pii: S0735-6757(19)30743-0. doi: 10.1016/j.ajem.2019.11.004. [Epub ahead of print]

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