■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/12/03

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (________c) : 精神安定薬/精神安定の

(2) (e_________) (b___) : 電気熱傷

(3) (s____) (a____) (s_______) : 睡眠時無呼吸症候群

(4) (a_______) (m_________) : 肺胞マクロファージ

(5) (e________) (m______) (t_________) : 救急隊員


[解答]
(1)ataractic(2)electrical burn
(3)sleep apnea syndrome(4)alveolar macrophage
(5)emergency medical technician


[出典] 麻酔科学用語集 第3版


【トラブル・シューティング】〜麻酔緊急Vol.1p148

(小児麻酔)『乳児における麻酔導入時の喉頭痙攣』

乳児の緩徐導入時の喉頭痙攣は、稀でなく急速にチアノーゼ、徐脈をきたす。成書には原因除去の後、「純酸素で陽圧換気を試み、痙攣が解除しない時は筋弛緩薬を投与する」とあるが、「純酸素で」→「笑気は切るが、揮発薬は切らない」、「陽圧換気を試み」→「陽圧換気すると胃を膨満させ逆流・誤嚥の原因となるため、むしろ禁忌で、15cmH2O程度の持続陽圧を維持しながら声門が開くのを待つ」、「筋弛緩薬を投与する」→「サクシンの再投与は徐脈をさらに悪化させる可能性があるので、サクシン投与前にアトロピンを0.1〜0.2mg静注する」べきである。







【問題2】(小児) 小児の麻酔について正しいのはどれか?

ア;小児の気道の最狭部は声門である。

イ:右左シャントは静脈麻酔による導入時間を短縮させる。

ウ:小児の声帯は前傾している。

エ:小児の肺は、肺胞数は成人と同じだが、それぞれが小さい。

オ:低体温は左右シャントを増加させる。


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[解説] ア:×;成人の気道の最狭部は声門であるが、小児では輪状軟骨部である。この解剖学的差異が小児で声門下浮腫をきたしやすい原因となっている。
イ:○:右左シャントが存在すると、静脈麻酔薬の一部は肺循環を通ることなく左心系に入るので導入時間は短縮する。
ウ:○:小児の声帯は前傾しているため、気管チューブが挿入しにくいことがある。
エ:×:小児の肺は、肺胞数が少なく、かつ小さい。6歳までに肺胞数は13倍に増加し、6歳から成人になるまでに3倍の大きさになる。
オ:○:低体温→末梢血管収縮→左心系の圧上昇→左右シャントを増加させる。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p396-404




【問題3】(心臓・血管) 心室性不整脈に対するキシロカインの初期投与量はどれくらいか?
1) 1〜2mg/kg
3) 5mg/kg
5) 0.5mg/kg
2) 3〜4mg/kg
4) 10mg/kg


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[解説] 心室性不整脈に対するキシロカインの初期投与量は1〜2mg/kg、持続投与する場合の維持量は1〜2mg/minである。


[正解] 1 [出典] クリティカル記憶術2P258

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