気道管理における上気道超音波の役割

頸部エコー検査.png上気道超音波は、疾患や外傷によって解剖が歪んでいても気道管理を評価するための、価値のある、非侵襲的で、簡便でポータブルなベッドサイド超音波(POCUS)である。超音波により、甲状軟骨、喉頭蓋、輪状軟骨、輪状甲状膜、気管軟骨、食道などの上気道の重要な超音波解剖を特定できる。この応用超音波解剖を理解することにより、臨床医は、挿管困難、ETT と LMA の留置と深さの気道解剖の評価、気道サイズの評価、経皮的輪状甲状膜穿刺切開術、気管切開術などの超音波ガイド下侵襲的処置、抜管後喘鳴、左ダブルルーメン気管支チューブのサイズの予測、上気道病変の検出に超音波を使用しやすくなる。POCUS の認知度の向上、技術の進歩、携帯性、最も危機的な領域での超音波の可用性により、上気道超音波が前向きの潜在的な第一選択の非侵襲性気道評価ツールになる。

生体監視装置にエコーが内蔵になるような時代、上気道評価にもエコーを活用するのがトレンドなのかな。この記事は、上気道の超音波について簡潔にまとめられている。一読の価値がありそうだ。

【出典】
Role of upper airway ultrasound in airway management.
J Intensive Care. 2016 Aug 15;4:52. doi: 10.1186/s40560-016-0174-z. eCollection 2016.

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