ロボット大腸手術を受ける患者の術後オピオイド消費量に対するリドカイン注入の無作為化比較試験

リドカイン.png静脈内リドカインは鎮痛効果があり、術後のオピエートの必要性が減少することが示されているが、この効果はさまざまな手術集団でまだ議論されている。ロボット補助大腸手術でこの効果を実証できるかどうかを調査した。

・本前向き二重盲式試験では、ロボット補助結腸直腸手術を受ける合計 60 人の成人患者が 2 群に無作為に割り当てられた。リドカイン群は、静脈内リドカインで治療された。治療は、麻酔導入前に 1.5 mg/kg ボーラスで開始され、その直後に手術終了後 2 時間まで 1.5 mg/kg/h の持続注入が続けられた。対照群は、同量の 0.9% 生食の投与によるプラセボ治療を受けた。経過追跡期間は 72 時間であった。

24 時間と 72 時間での累積モルヒネ消費量の中央値は、群間で有意差は観察されなかった。疼痛スコア、制吐薬の使用、放屁までの時間および/または排便または入院期間の長さにも差はなかった。

ロボット補助結腸直腸手術におけるリドカインの静脈内投与と 0.9% 生食を使用した本無作為化二重盲式前向き研究では、術後の累積モルヒネ消費量に 24 または 72 時間で有意差は認められなかった。
POINTキシロカインの鎮痛作用はそう長く続かないから、術中のオピオイド節約にはなるかもしれないが、術後のオピオイド消費量節約にまではならない。

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