SPI ガイド下の全身麻酔下に腰椎椎間板切除術後の周術期転帰に及ぼす浸潤麻酔の影響:無作為化対照前向き試験からの予備報告

局所浸潤麻酔.png・腰椎椎間板切除後に重度の術後痛(SPP)が発生する場合がある。 SPP を予防し、レスキューオピオイド消費量を減らすために、浸潤麻酔(IA)が全身麻酔(GA)と組み合わされている。本研究は、GA と IA の併用が、術中術後のオピオイド需要にいかに役立ち、腰椎椎間板切除術を受けた患者の SPP の発生率にどのように影響するかを検証した。

・Surgical Pleth Index(SPI:※<関連記事>を参照)ガイド下フェンタニル(FNT)投与による GA 下で腰椎椎間板切除を受ける 99 人の患者は、FNT 50μg に、0.2% ブピバカイン(BPV)か、0.2% ロピバカイン(RPV)を併用した IA 群に無作為に割り当てられ、対照群と比較された(それぞれ、BF、RF、C 群)。

・94 人の患者が最終分析に含まれた。SPI に従って調整すると、術中 FNT の総投与量は研究群間で差がなかった(p=0.23)。SPP を報告した患者の割合は、RF 群(12.9%)と BF 群(31.3%)よりも C 群(41.9%)で最も高かった(p<0.05)。軽度の痛みは、RF、BF、C 群の患者のそれぞれ 67.7%、53.1%、32.3%で経験された(p<0.01)。モルヒネ必要量は、対照群(7.1±5.9 mg)で最も高く、RF 群(2.7±5.3 mg)と BF 群(4±4.9 mg)がそれに続いた(p<0.05)。

RPV/FNT 混合物を使用した IA は、GA 下の腰椎椎間板切除を受けた患者の SPP とモルヒネの術後需要を有意に減少させた。

脊椎手術時の局所浸潤麻酔は、術後鎮痛に有効だ。




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