■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/01/21

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (l____) (c__________) : レーザー凝固

(2) (p_____________) (c___) (u___) : 麻酔[後]回復室

(3) (________c) : 鎮痛薬/鎮痛性の

(4) (_________r) : カプノメーター

(5) (e_____) (a_________) (g__) : 余剰麻酔ガス


[解答]
(1)laser coagulation(2)postanesthetic care unit
(3)analgesic(4)capnometer
(5)excess anesthetic gas


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(新生児、乳児) 新生児の生理について正しいのはどれか。

ア:心臓は交感神経優位である。

イ:closing capacity は機能的残気量より大きい。

ウ:血液酸素結合能は高く、酸素ヘモグロビン解離曲線は左へ移動している。

エ:褐色脂肪組織での熱産生は低酸素で抑制される。

オ:体液の水分交代率は乳児よりも高い。


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[解説] 生下時、心臓への交感神経支配は不完全で、迷走神経優位であり、低酸素血症により頻脈を呈することなく徐脈に移行する。新生児のclosing capacity は機能的残気量より大きい。新生児のHbの酸素結合能は高く、P50=19mmHgと酸素解離曲線は左方移動している。3〜4ヵ月で26.5mmHg、10ヵ月で30mmHg、以後下降して成人レベルの27mHgとなる。褐色脂肪組織での熱産生は低酸素で抑制される。体液の水分交代率は乳児の方が新生児よりも高い。体液水分中、1日に置換される量は、新生児:3kg、細胞外液1200ml中300ml(約1/4)、乳児:5kg、1500ml中750ml(約1/2)、成人:70kg、14L中2L(約1/7)。


[正解] (イ)、(ウ)、(エ) [出典] 第27回麻酔指導医認定筆記試験:B7



【問題3】(溺水・中毒・体温) 活性炭によるDHP(血液吸着)は分子量がいくら以下の物質の除去に適しているか?
1) 10000 2) 1000 3) 100 4) 100000 5) 1000000

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[解説] 活性炭による血液吸着では中分子量(100〜10000)の物質の吸着効率が高く、特に蛋白結合物質の除去が有効で、uremic toxin、 hepatic toxin、蛋白結合性薬物の除去に優れる。低分子、大分子の除去能はない。血液透析では分子量が1000以下、腹膜透析では100〜10000、血液濾過では10000以下、血漿交換では10の8乗以下の物質が除去可能である。ちなみに尿素の分子量は60、グルコースの分子量は180、クレアチニンの分子量は113、ヘモグロビンやアルブミンの分子量は6〜7万


[正解] 1 [出典] 救急認定医診療指診P444


■ Top 100 Secrets ■
Trends in central venous pressures are more valuable than isolated values and should always be evaluated in the context of the patient's scenario.

[Words & Phrases] ◆ context [ka'ntekst] : (事実の)前後関係
◆ the context of : 〜との関連で、〜に照らして


[出典]Anesthesia Secrets 3rd Edition

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