■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/01/27

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (a_____________) : 抗凝集素

(2) (b___) (m_____) (t__________) : 骨髄移植

(3) (______________________h) : 電気呼吸流速計

(4) (c___) (c______) (s____) : 症例対照研究

(5) (e___________) (t___) : 気管チューブ


[解答]
(1)antiagglutinin(2)bone marrow transfusion
(3)electropneumotachograph(4)case control study
(5)endotracheal tube


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(中枢神経) 頭痛の患者で、眉間・眉上部に圧痛のある場合、何を考えるか?
1) 側頭動脈炎
3) クモ膜下出血
5) 高血圧性脳症
2) 前頭洞炎
4) 髄膜炎


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[解説] 頭痛の鑑別:絶対に見逃してはならないのは髄膜炎とくも膜下出血!
■「突然に起こった」「これまでにない頭痛」→クモ膜下出血
■「徐々に増強」「これまでにない頭痛」「発熱」→髄膜炎
■眼痛と視力障害を伴う場合→緑内障
■眉間・眉上部に圧痛のある場合→前頭洞炎



[正解] 2 [出典] 研修医当直御法度P7



【問題3】(心臓手術の麻酔) 抗凝固薬について正しい記述はどれか。

ア:アスピリンは少なくとも手術3日前には中止する。

イ:ジピリダモールは冠動脈グラフトの開通性を改善する。

ウ:ワーファリンは手術前日に中止すればよい。

エ:ヘパリン持続静注は手術当日まで継続する。

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[解説] アスピリンによる血小板シクロオキシゲナーゼの抑制は非可逆的なものである。アスピリンにより出血時間が延長し、手術出血量が増加する。アスピリンは手術10−14日前に投与を中止する。ワーファリンの作用は4−5日持続する。その作用を拮抗する必要がある場合には、新鮮凍結血漿やビタミンKを投与する。ヘパリンの半減期は投与量にも影響されるが1−2時間である。必要ならプロタミンで中和する。


[正解] (イ)、(エ) [出典] 麻酔科クリニカル問題集




【問題4】(外傷・出血・感染) 次の薬物のうち、初回静注投与後、静脈内持続投与を行い、有効血中濃度を維持する方法が適さない薬物はどれか?
1) ペンタゾシン
3) フェンタニール
5) メペリジン
2) モルヒネ
4) ブプレノルフィン


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[解説] 最近、初回静注投与後、静脈内持続投与を行い、有効血中濃度を維持する方法が考えられている。すなわち、有効血中濃度×全身クリアランスによる体内からの消失量を持続投与すると、最初の有効血中濃度が計算上維持される。持続投与法が適しているのは、クリアランスが大きいモルヒネ、フェンタニール、メペリジン、アルフェンタニールなどである。ブプレノルフィンは、鎮痛効果が血中濃度よりも受容体からの解離の程度に左右されるのこの方法はあてはまらない。


[正解] 4 [出典] 手術直後の患者管理P41

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