■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/02/10

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【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (t__________) (c____) : 検温

(2) (b____) (i______) : 脳画像

(3) (u_______) (s______) : 未成年者の喫煙

(4) (b____) (p_______) : 血液製剤

(5) (g_______________) (i______) : 胃腸疾患


[解答]
(1)temperature check(2)brain imaging
(3)underage smoking(4)blood products
(5)gastrointestinal illness


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/




【問題2】(肝・腎・消化管) 急性腹症の緊急検査として腹部X線写真はどうとるか?
1) 立位のみ
3) 仰臥位のみ
5) 立位と腹臥位
2) 立位、仰臥位
4) 腹臥位と仰臥位


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[解説] 急性腹症の緊急検査として腹部X線写真は通常立位と仰臥位の2枚を撮影する。腹腔内の遊離ガスを証明する目的には、立位腹部写真では小量のガスはわからない。立位胸部X線写真の方が適している。また立位になれない場合には、上腹部穿孔ではleft decubitus position(左下側臥位)下腹部穿孔ではright decubitus position(右下側臥位)で10〜15分後に撮影する。また消化管穿孔が疑われるなら、経鼻胃管を挿入して400〜500mlの空気を注入して再度撮影する。


[正解] 2 [出典] 内科レジデント実践マニュアルP141



【問題3】(肝・腎・消化管) 重症の肝不全でAKBRが0.5を示す場合、OGはどれくらいの値をとるか?
1) 30 2) 20 3) 10 4) 5 5) 0

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[解説] 正常肝では、AKBR>1.0でOG=0である。重症ではAKBR=0.5、OG=10程度を示す。致死的な状態ではAKBR<0.5、OG=20〜30を呈する。


[正解] 3 [出典] 危機管理P77



【問題4】(吸入麻酔) ハロセン、エンフルレン及びイソフルレンについて誤っているのはどれか。

ア:1MACでの脳血流増加作用は、ハロセン>エンフルレン>イソフルレンの順番である。

イ:炭酸ガスに対する換気応答は、低濃度で容易に抑制される。

ウ:臨床濃度では、肝、腎、腸間膜は血流が減少する。

エ:イソフルレン麻酔下では、ハロセン、エンフルレンに比べて心拍出量の減少が少ない。

オ:イソフルレンの筋弛緩作用は、ハロセンよりも強い。


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[解説] 1MACでの脳血流増加作用は、ハロセン>エンフルレン>イソフルレンで、この増加は脳血管拡張によるもので脳血液量・脳脊髄液圧を増加上昇させる。吸入麻酔薬の炭酸ガスに対する換気応答抑制の強さは、イソフルレン>エンフルレン>ハロセン。臨床濃度では、心拍出量や動脈圧の減少、血管抵抗の増加などにより肝、腎、腸間膜血流が減少する。イソフルレンでは心拍出量の減少が少ない。動脈圧低下の主因はイソフルレンでは末梢血管拡張、ハロセンでは心拍出量低下、エンフルレンでは両者である。筋弛緩作用は、イソフルレン=エンフルレン>ハロセンである。


[正解] (イ) [出典] 第29回麻酔指導医認定筆記試験:B5

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