■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/02/12

MCQ20.png



【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (c________) (b_______) : 毛細管出血

(2) (a_____) (d________) : 安静狭心症

(3) (t_________) (p____) : 三段脈

(4) (f___) (r___) : 流速/流量

(5) (d_______) : 促迫


[解答]
(1)capillary bleeding(2)angina decubitus
(3)trigeminal pulse(4)flow rate
(5)distress


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(肝・腎・消化管) 次の腎機能検査のうち、腎臓の逸脱酵素であるものはどれか?
1) BUN
3) 尿中微量アルブミン
5) 血清クレアチニン
2) 尿中β2ミクログロブリン
4) 尿中NAG


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] 尿中NAG(N・アセチル・β-D-グルコサミニダーゼ):近位尿細管に存在する加水分解酵素で、逸脱酵素として尿中に排泄される。尿細管障害の指標であるが糸球体障害でも二次的な尿細管障害により尿中排泄は増加する。したがって、さまざまな腎障害の時に尿中のNAG排泄は増加し、それら疾患の存在と程度を推察できる。膀胱炎→不変、腎盂炎→増加.(注)腎障害の程度を反映しない場合:大量の蛋白尿や高血糖では腎障害に関係なく尿中排泄が増加する。腎障害進行して尿細管上皮細胞が極端に減少すると排泄は低下する(肝硬変の時のGOT・GPTと同様)。


[正解] 4 [出典] 研修医ノートP368



【問題3】(心臓・血管) ACC/AHAガイドラインによる非心臓手術後の周術期心筋梗塞の危険因子について、

ア:未治療の高血圧は軽度危険因子である。

イ:低心機能は中等度危険因子である。

ウ:非特異的ST-T変化は危険因子とはならない。

エ:CCS I ・ II は中等度危険因子である。

オ:高齢は軽度危険因子である。


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] ア:○:未治療の高血圧、脳卒中の既往、非洞調律、心電図異常は軽度危険因子である。
イ:×:低心機能は軽度危険因子である。
ウ:×:非特異的ST-T変化、左脚ブロック、左室肥大などの心電図異常は軽度危険因子である。
エ:○:CCS I ・ II 度は中等度危険因子、 III ・ IV 度は重度危険因子である。
オ:○:高齢は軽度危険因子である。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p237-242




【問題4】(呼吸) 人工呼吸の生体への影響について誤っているのは?
1) 心拍出量低下
3) 胸腔内圧の上昇
5) 脳圧の上昇
2) 眼圧の低下
4) 尿量の減少


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] 現在行なわれている人工呼吸と言えば、胸腔内陽圧呼吸である。胸腔内陽圧→静脈還流の障害(→脳圧亢進→眼圧亢進)→前負荷の低下→心拍出量低下→尿量減少をきたす。


[正解] 2 [出典] 新版・人工呼吸器の使い方p183

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント