脊椎麻酔後の一過性神経症状(TNS)の発症におけるリドカインと他の局所麻酔薬:無作為化対照試験のメタ分析

リドカイン1.png・脊椎麻酔におけるリドカインの使用は、以前のメタ分析によると、一過性神経症状()のリスクを高める可能性がある。ただし、以前のメタ分析には他の局所麻酔薬に関するデータが不足していたため、リドカインが TNS の発症に及ぼす影響を比較するには、さらに評価が必要である。本研究の目的は、脊椎麻酔を受ける患者でリドカインと他の局所麻酔薬による TNS のリスクを比較することであった。

・4733 人の患者を対象とした合計 39 件の無作為化比較試験が分析された。TNS の発生率は、リドカイン群で 10.8%、対照群で 2.2% であった(リスク比(RR)4.12、95% 信頼区間(CI)3.13〜5.43、p<0.001)。サブ群分析では、リドカインは、メピバカイン、ロピバカイン、サメリジンを除く他の局所麻酔薬と比較して TNS の発生率を増加させた。TNS のリスクは、対照群と比較して高比重(p<0.001)または等比重リドカイン(p<0.001)群で高かったが、低比重リドカインを投与した場合(p=1.00)には、2 群間で差は見られなかった。

・本研究により、特に高比重または等比重リドカインを使用した場合、脊椎麻酔用リドカインは他のほとんどの局所麻酔薬よりも頻繁に TNS を引き起こすことが確認された。

基本的にリドカインは、脊椎麻酔には使用しない方が良いようだ。

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