腎癌に対する硬膜外鎮痛併用の揮発性麻酔 vs 静脈麻酔の免疫抑制効果:予備的無作為化対照試験

免疫.png・本研究の目的は、低位胸部硬膜外鎮痛併用全身麻酔下に腎癌手術を受ける患者において、細胞性免疫の抑制が全静脈麻酔と比較して吸入麻酔の使用下で強いという仮説を検証することであった麻酔。

・患者はプロポフォールベース(静脈内麻酔)か、またはセボフルランベース(揮発性麻酔)麻酔群に無作為に割り当てられ、各群に 10 人の患者が、両群に硬膜外鎮痛剤が施行された。手術前、手術終了時、術後 1、3、7 日目に患者から採取した検体で、ナチュラルキラー細胞、総 T リンパ球、T リンパ球亜集団の細胞数が、フローサイトメトリー分析によって決定された。研究の主要評価項目はナチュラルキラー(NK)細胞数であり、副次評価項目は総 T リンパ球数と T リンパ球亜集団の細胞数であった。

・著者らの研究は、麻酔が硬膜外鎮痛と併用て施行された場合には、プロポフォールベースとセボフルランベースの麻酔群間で、NK 細胞、総 T リンパ球、調節性 T 細胞、T ヘルパー細胞、細胞傷害性 T リンパ球の細胞数とサブ集団数に有意な差がないことを示した。

・今回の予備研究の結果は、低位胸部硬膜外硬膜外鎮痛と全身麻酔の下で腎癌手術を受ける患者において、吸入麻酔の使用下では細胞性免疫の抑制が全静脈麻酔と比較して強いという仮説を支持しなかった。

硬膜外併用下であり、全身麻酔自体は浅くて済むので、静脈麻酔と吸入麻酔とでそんなに免疫に及ぼす作用に差はない。

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