プロポフォール麻酔中の CO2 気腹に及ぼす反応を抑制するためのレミフェンタニル必要量における性差の影響:上下連続割り当て試験

性差.png・腹腔鏡下手術中の CO2 気腹は、激しい血行動態の変化を引き起す。ただし、プロポフォールと併用た CO2 気腹に対する心血管反応を阻害するために必要なレミフェンタニル量は不明のままである。さらに、患者の性別がオピオイドに対する反応に影響を与える可能性があり、これがこ必要量に影響を与える可能性がある。本研究の主な目的は、プロポフォール麻酔中の女性患者と男性患者間で CO2 気腹に対する心血管反応を抑制するために必要なレミフェンタニルの有効濃度中央値(EC50)を比較することであった。

・本研究は、上下順次割り当て試験である。ASA-PS I/II、年齢 20〜60 歳の肥満指数 18〜30kg/m2、腹腔鏡手術予定の患者 46人のが登録された。麻酔導入は、目標制御注入法によって行われた。プロポフォールの有効な効果部位濃度(Ce)は 4μg/ml であった。レミフェンタニルの Ce は当初 4ng/ml であったが、I-gel ラリンジアルマスク挿入後に規定値に調整された。各患者のレミフェンタニルの Ce は、Dixon の修正 上下法を使用して前患者の反応によって決定された。最初の患者は レミフェンタニル を 5.0ng/ml Ceで投与され、患者間のステップサイズは 0.5ng/ml であった。

・年齢、肥満指数、ASA-PS、手術の種類、手術時間などの患者の特性は、男性患者と女性患者で同等であった。ディクソン上下法に基づいて、プロポフォール麻酔中の女性(4.17±±0.38 ng/ml)の CO2 気腹に対する反応を阻害するのに必要なレミフェンタニルの EC50 は、男性のそれ(5.00±±0.52 ng/ml)よりも有意に低かった。(P=0.01)。

CO2 気腹に対する反応を阻害するのに必要なレミフェンタニルの EC50 は、プロポフォール麻酔中の男性よりも女性の方が低かった。

男性の方が痛がり、CO2 気腹に耐えられない、ということか。

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