胆嚢摘出術を受ける女性の全身麻酔法と術後回復の質の認識:無作為化二重盲式臨床試験

胆嚢摘除術.png・最もよく見られる全身麻酔法の 2 つは、全静脈麻酔(TIVA)と静脈/吸入バランス麻酔(BGA)である。これらの 2 つの手法のいずれかが、回復の質に関する患者の認識に影響するかどうかは不明である。本無作為化二重盲式臨床試験の目的は、全身麻酔下で腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける女性の術後回復の質を評価することであった。TIVA を受けた患者と BGA を受けた患者を比較した。また、患者が自覚する術後回復の質を低下させる要因を評価した。

・胆石症のために待機的腹腔鏡下胆嚢摘出術を予定してされた年齢 18〜65 歳の女性 121 名を前向きに募集した。これらの患者は、TIVA(プロポフォールとレミフェンタニルの目標制御注入法)か、または BGA(レミフェンタニルの持続注入とセボフルラン吸入)を受けるように無作為化された。麻酔後および術後の回復の質を測定するために、患者が麻酔から覚醒してから 24 時間後に回復の質-40(QoR-40)アンケートを実施した。

・TIVA 群の 60 人の患者全員が QoR-40 に応じた(中央値、188 点、最小 128、最大 200)。BGA 群の 61 人の患者の平均 QoR-40 スコアは 186 点(中央値、188 点、最小 146、最大 200)であった。2 群間で QoR-40 スコアに有意差はなかった(p=0.577)。術後嘔気嘔吐(PONV)と痛みを呈した患者は、術後の回復の質についての評価が悪かった。

TIVA と BGA の両方が、待機的腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けた女性の術後回復の質の評価に同様の影響を及ぼした。PONV と痛みは、術後回復の質に対する患者の評価に悪影響を与える可能性がある。

PONV と術後痛が、患者が自覚する術後の回復の質に最も影響を及ぼす要因とされている。

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