帝王切開のための脊椎麻酔中の低血圧の治療のためのノルエピネフリンの静脈内ボーラスの ED50と ED95の決定

ノルアドレナリン2.png・ノルエピネフリンは、フェニレフリンと比較してより良い母体心拍数と心拍出量を維持するため、帝王切開分娩の脊椎麻酔中の血圧安定化の潜在的な代替手段と考えられている。ただし、低血圧治療のボーラス投与としての使用は、ほとんど未調査のままである。そこで、本研究では、帝王切開中の母体の低血圧のボーラスとしてのノルエピネフリンの ED50 と ED95 を調査した。

・今回の前向き試験では、42 人の患者が脊椎麻酔下の待機的分娩に登録された。ノルエピネフリンの用量は、初期用量 0.075 μg/kg、増分 0.025 μg/kg として、上下逐次割り当て法(UDM)によって決定された。収縮期血圧がベースラインの 80% 未満に低下したときに、42 人の患者にノルエピネフリンのボーラス投与が行われた。

・ED50 は、逐次法とプロビット回帰モデルによって計算された。ED95 は、プロビット回帰モデルを使用して計算された。UDM によって測定されたノルエピネフリンのED50 は 0.067 μg/kg(95%CI、0.056-0.081)であった。プロビット回帰モデルでは、ED50 は 0.050 μg/kg (95%CI、0.056-0.088)、ED95 は 0.121 μg/kg(95%CI、0.1-0.207)と計算された。

・要約すると、本結果は、待機的 CD の低血圧を予防するためのノルエピネフリンの ED50 は 0.067 μg/kg(95%CI、0.056-0.081)であり、ED95 は 0.121 μg/kg(95%CI、0.1-0.207)であることを示している。

妊婦の体重 60kg とすれば、ED50 は 4μg、ED95 は 7μg ということになる。

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