幼児に炭水化物の豊富な飲み物を摂取した後の胃内容排出の超音波検査評価:無作為化クロスオーバー研究

術前絶食.png・ヨーロッパにおける最近のコンセンサス声明は、小児の清澄液の絶食時間を手術 の 1 時間前まで短縮できることを示唆している。ただし、清澄液の 1 時間の絶食時間が幼い小児でも安全であることを示す研究はまだ不足している。本研究の目的は、年齢 3〜7 歳の小児で炭水化物が豊富な飲み物と通常の 5% ブドウ糖溶液の胃内容排出時間を調査することである。

一晩の絶食後、炭水化物に富んだ飲み物か、または 5% ブドウ糖溶液のいずれか 5ml./kg を摂取するように無作為に割り当てられた。1週間後、同じ被験者に他の飲用物を摂取するように依頼した。胃内容を調査するために超音波検査が行われた。胃洞断面積を測定し、120 分以内に液体摂取の前後にの液量を計算した。主要評価項目は、胃の断面積を使用して計算した両透明液の胃排出時間と胃液量の対数であった。2 種類飲み物の口渇度と空腹度は、副次評価項目として視覚的アナログスケールを使用して評価された。

・16 人からのデータを分析した。ブドウ糖溶液群では、胃断面積と胃液量の対数は、摂取後 30 分でベースラインに戻った。ただし、炭水化物が豊富な飲料群では、洞断面積の中央値[四分位範囲;範囲](3.69[2.64-5.15; 1.83-8.93]cm2 vs 2.41[2.10-2.96; 1.81-4.37]cm2、P<0.001)および胃液量の対数の平均(95%信頼区間)(2.54[2.30-2.79]ml vs 2.12[1.94-2.30]ml、P=0.048)はそれぞれ 60 分よりも長く、それぞれ摂取後 90 分でベースライン値に戻った。口渇度は、ブドウ糖溶液群の方が炭水化物に富んだ飲料群よりも低かった。

炭水化物が豊富な飲料の胃内浸出は、5% ブドウ糖溶液よりも遅くなるが、いずれの液体でも 5 ml./kg を摂取してから 1 時間後に、胃液の残留量は少なくなる。

炭水化物に富んだ液体は、5% ブドウ糖よりは胃排出時間が遅くなるが、1 時間も経てば残留量はかなり少なくなる。

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