病的肥満患者の挿管に際しての McGrathビデオ喉頭鏡 vs マッキントッシュ直接喉頭鏡検査:無作為化試験

病的肥満.png・米国人口の 3 分の 2 が肥満であり、約 8% が病的肥満であると考えられている。肥満患者は、気道管理において臨床麻酔医に独特の課題を提示する場合がある。ビデオ喉頭鏡sは気道の可視化を向上させる可能性があり、これにより挿??管の成功が理論的に改善される。しかし、病的肥満患者におけるこれまでの研究は限られていた。そこで、McGrath ビデオ喉頭鏡の使用により、病的肥満患者の声帯の可視化がマッキントッシュ直接喉頭鏡検査(Teleflex、Morrisville、NC)よりも改善されるという第一の仮説を検証した。

・年齢 18〜99 歳の肥満指数が 40kg/m 以上で、ASA-PS I〜III の 130 人の手術患者を登録した。患者の肥満指数が 50kg/m 以上で層別化して、患者は、McGrath ビデオ喉頭鏡 vs マッキントッシュブレードを使用した直接喉頭鏡に無作為に 1:1 に割り当てられた。研究群は、比例オッズロジスティック回帰モデルによって、改善された Cormack & Lehane 分類として定義された声門視覚化についてで比較された。

McGrath ビデオ喉頭鏡は、推定オッズ比 4.6(95% 信頼区間[CI]、2.2-9.8、P<0.01)で、マッキントッシュ直接喉頭鏡よりも声門視覚化が有意に優れていた。挿管の試行回数と挿管失敗の回数が増加または減少したというエビデンスは観察されなかった。

McGrath ビデオ喉頭鏡は、病的肥満患者の声門可視化をマッキントッシュ直接喉頭鏡検査と比較して改善する。ビデオ喉頭鏡による気道の視覚化の改善が挿管の試行回数と失敗数を減らすかどうかを判断するには、大規模な臨床試験が必要である。

病的肥満患者で、McGrath 喉頭鏡は、声門可視化が有意に良好であったと。当然だわな。

【出典】
McGrath Video Laryngoscope Versus Macintosh Direct Laryngoscopy for Intubation of Morbidly Obese Patients: A Randomized Trial.
Anesth Analg. 2020 Mar 12. doi: 10.1213/ANE.0000000000004747. [Epub ahead of print]

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