■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/03/03

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【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (m_____) (s________) : 筋肉のこり

(2) (p______) (b____) : 早産

(3) (m______) (e_________) : 医学実験

(4) (______c) : 風土病

(5) (h___________) : 水治療法


[解答]
(1)muscle stiffness(2)preterm birth
(3)medical experiment(4)endemic
(5)hydrotherapy


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/



【問題2】(呼吸) 呼吸・肺生理について正しいのはどれか?

ア:WestのZone1では、肺血流がなく換気だけあるので死腔となっている。

イ:クロージングキャパシティは立位では60歳代半ばで機能的残気量と等しくなる。

ウ:低酸素性肺血管収縮は血管収縮薬により抑制される。

エ:WestのZone2では、肺胞内圧>肺動脈圧>肺静脈圧 となる。

オ:重篤な肺疾患や肺水腫には拡散障害が生じる。


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[解説] ア:○:WestのZone1では、肺胞内圧>肺動脈圧>肺静脈圧 となり、肺血流がなく換気だけあるので死腔となっている。。
イ:○:クロージングキャパシティは仰臥位では40歳代半ばで機能的残気量と等しくなる。また、立位では60歳代半ばで機能的残気量と等しくなる。
ウ:×:低酸素性肺血管収縮は揮発性麻酔薬や血管拡張薬により抑制される。静脈麻酔薬によっては抑制されない。
エ:×:WestのZone2では、肺動脈圧>肺胞内圧>肺静脈圧 となっているので、血流量は肺動脈−肺胞内圧差で決定される。
オ:○:重篤な肺疾患や肺水腫には拡散障害が生じる。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p8-12





【問題3】(外傷・出血・感染) 急性のコンパートメント症候群で筋膜切開を必要とするのはコンパートメント内圧がいくら以上の時か?
1) 40mmHg
4) 60mmHg
2) 20mmHg
5) 30mmHg
3) 50mmHg


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[解説] 急性のコンパートメント症候群で筋膜切開を必要とするのはコンパートメント内圧が40mmHg以上の時とされる。運動による慢性型では30〜35mmHg以上で、運動によって再発するものを筋膜切開の適応と考える。
■コンパートメント症候群:強靱な骨・筋膜・骨間膜などによって区画されるコンパートメント(筋区画)内の圧が上昇して、静脈還流が障害され、毛細血管の透過性が亢進し、組織の浮腫が起こって、ますます循環が障害されるという悪循環に陥り、区画内の筋肉や神経が、不可逆性の変性・壊死に陥って機能障害をきたす病態.前腕屈側、下腿伸側あるいは屈側に好発する。発症後6時間以内に適切な減圧が行なわれないと、筋・神経が不可逆性の壊死に陥る。



[正解] 1 [出典] 救急処置基本手技アトラスP1394




【問題4】(心臓・血管) EF(駆出分画)の正常値はどれくらいか?
1) 60〜70%
3) 30〜40%
5) 70〜80%
2) 40〜50%
4) 20〜30%


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[解説] 呼吸循環70の法則:(循環)1回心拍出量=70、安静時心拍数=70、分時心拍出量=循環血液量=70ml/kg(だから1分間で一巡りできる:循環時間=1分)、そのうち70%は静脈系に存在、駆出率=70%、濃厚赤血球のHt=70%、赤血球の直径=7μm、(呼吸)肺活量=70ml/kg、1回換気量=7ml/kg、有効肺胞換気=70%(死腔率=30%)


[正解] 1 [出典]

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