■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/03/25

MCQ6.png



【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (t___________) : サーモグラフィ/熱画像法/温度記録法

(2) (a_____) (a__________) : 大動脈血管形成[術]

(3) (a_______) (e_____) (p________) : 聴性誘発電位

(4) (a___________) (d___) : 拮抗薬/遮断薬

(5) (o_____) (a____) : 酸素性無呼吸


[解答]
(1)thermography(2)aortic angioplasty
(3)auditory evoked potential(4)antagonistic drug
(5)oxygen apnea


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(中枢神経) 診断上、髄液検査が必須なのはどれか?
1) 糖尿病性昏睡
3) 急性硬膜外血腫
5) 化膿性髄膜炎
2) クモ膜下出血
4) 慢性硬膜下血腫


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] 意識障害患者に対する検査で、髄液検査は化膿性髄膜炎が疑われる患者では必須だが、脳圧亢進患者では禁忌である。


[正解] 5 [出典] 内科レジデント実践マニュアルP201、クリティカル記憶



【問題3】(心臓・血管) 心臓弁膜症について正しいのはどれか?

ア:大動脈弁閉鎖不全症では、冠動脈狭窄がなくても労作性狭心症を発症する。

イ:圧容量曲線上の左側のD-Aは、等容性心室拡張期である。

ウ:大動脈弁狭窄症では、失神を起こすと平均余命は3〜4年である。

エ:圧負荷は遠心性心肥大を引き起こす。

オ:左室充満の心房依存度は正常では20%である。


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] ア:×(△):大動脈弁狭窄症では、肥大した心筋は酸素需要が増すために、虚血になりやすく、また拡張終期圧の上昇は冠灌流圧低下させて酸素供給を減少させるために、冠動脈狭窄がなくても労作性狭心症を発症する。
イ:○:圧容量曲線上の左側のD-Aは、等容性心室拡張期である。
ウ:○:大動脈弁狭窄症では、失神を起こすと平均余命は3〜4年である。うっ血性心不全を発症すると平均余命は1〜2年である。
エ:×:圧負荷は求心性心肥大を起こし、心室壁の肥厚と正常な心腔の容量を伴うが、胸腔内でのその位置は正常か中央にある。
オ:○:左室充満の心房依存度は正常では20%である。大動脈弁狭窄症では、左室充満の40%までが心房収縮に依存していることがある。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p250-257




【問題4】(中枢神経) 各種髄膜炎の中でもっとも、髄液含有糖の低下するものはどれか?
1) 結核性髄膜炎
3) 真菌性髄膜炎
5) 腫瘍性髄膜炎
2) 細菌性髄膜炎
4) ウイルス性髄膜炎


    ▼

    ▼

    ▼

[解説] 正常髄液は水様透明の外観で、圧は60〜150mmH2O、細胞数15/3mm3、蛋白15〜40mg/dl、糖50〜75mg/dl(血糖値との比は1/2以上)である。髄液糖は血糖値と平行して変動するので、髄液糖の増加は高血糖を反映しているに過ぎない。髄液糖減少は血糖値の1/2以下と定義され、髄膜炎の鑑別上有用で細菌性で著明な減少、結核性および真菌性で中等度の減少をみる。


[正解] 2 [出典] 研修医ノートP552

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント