硬膜外麻酔は、根治的膀胱切除術を受ける高齢者の術後合併症の増加に関連している可能性がある:米国外科学会手術の質改善プロジェクト(NSQIP)データベースからの分析

硬膜外麻酔 (2).png・硬膜外麻酔は、整形外科手術において心肺合併症の減少と出血量の減少に関連している。根治的膀胱切除術を受けた患者の転帰に及ぼすその影響は不明である。米国外科学会手術の質改善プロジェクト(NSQIP)の大規模な全国データベースを使用して、根治的膀胱切除術中の硬膜外麻酔の使用が術後合併症が影響を及ぼすかどうかを調査することを目的としている。

・データは、NSQIP データベースの 2014〜2016 年の参加者使用者ファイルから収集された。根治的膀胱切除術を受けた患者は、CPT コードによって識別され、さらに麻酔の種類によって層別化された。人口統計、在室期間、死亡を含む 30 日間の合併症を収集し、単変量および多変量分析を使用して分析した。

・合計 6448 人の患者が分析の選択基準を満たした。2014 年から 2016 年までに、5064 人の患者は全身麻酔のみ(GA)を受け、1384 人の患者は全身麻酔と硬膜外麻酔(GEA)を受けた。統計分析では、GEA 群の方が主要な合併症(17.8% vs 18.5%)が全体的に増加した(p=0.0046)。サブ群分析は、GA の代わりに GEA を投与されている 75 歳以上の患者で主要合併症が発生する可能性が高いことを示した(p=0.0301)。

根治的膀胱切除術を受ける高齢患者(年齢>75 歳)は、硬膜外麻酔の使用により、より大きな合併症をきたす可能性がある。これは、高齢者では忍容性に乏しい硬膜外麻酔の循環動態変化による最終臓器への影響が原因である可能性がある。個々の外科的処置に及ぼす硬膜外麻酔の影響を分離するために、さらなる単介入硬膜外試験を実施する必要がある。

他にも同様の報告がある。「硬膜外麻酔は、膀胱切除患者の合併症の増加に関連している:NSQIP 分析」

ぼうお

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