直腸異物-系統的レビューとメタ分析

直腸指診.png・直腸への自己挿入異物はまれにしか発生しないが、物体の多様性と摘出が困難であるため、外科医には重症のジレンマが生じる。本研究の目的は、疫学、診断ツール、直腸異物挿入の治療アプローチに関する文献の包括的なレビューを提供することである。

・2018 年 1 月 14 日に、Pubmed/Medline と Google で「異物」に関する包括的な系統的文献レビューが行われた。疫学、診断、治療法評価するためにメタ分析が行われた。1,551 件の要約が特定され、そのうち 54 件の記事が含まれた。

直腸異物挿入の動機は、主に性的刺激である。患者は通常若く、主に男性であり、男性と女性の比率は 6:1 である。性的器具(35.7%、n=108)とガラス製物体(17.5%、n=53)は、最も一般的に自己挿入される直腸異物である。患者の病歴は、診断的評価と物体の同定後に細かく聴取されるべきである。除去は 45.2%(n=95)では全身麻酔下で 行われ、29.0%(n=61)では鎮静下に行われた。総合併症率は 30.4% と記載されていた。

・穿孔を除外し、治療アルゴリズムを確立するには、診断を慎重に行う必要がある。鎮静または全身麻酔下での経肛門的用手摘出は、慎重な腹部圧迫と併用て行われることがある。物体、つまり形状や素材が多様であるため、個々の症例は個別に処理される必要がある。いろいろなアルゴリズムが確立されているが、しばしば創造性と外科医の想像力が必要になる場合がある。

昔、「湯呑み」とか、「大人のおもちゃ」とか・・・、あったな〜。湯呑みの場合、割って取ろうとしたがために、直腸粘膜を傷つけて大出血したな~。

【出典】
Foreign rectal body - Systematic review and meta-analysis.
Acta Gastroenterol Belg. 2020 Jan-Mar;83(1):61-65.

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