■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/04/07

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【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (________n) : 接触伝染

(2) (p___________) (d___) : 処方薬

(3) (_______d) : 偏執症患者

(4) (r___________) (t________) : 若返り治療

(5) (r_____________) (t________) : リハビリ治療


[解答]
(1)contagion(2)prescription drug
(3)paranoid(4)rejuvenation treatment
(5)rehabilitation treatment


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/



【問題2】(頭頚部手術の麻酔) 眼科手術の前投薬で正しいのはどれか。

ア:クロニジンにはジアゼパムより強い眼圧下降作用がある。

イ:スコポラミンは急性閉塞隅角緑内障の患者では避ける。

ウ:ミダゾラムは急性閉塞隅角緑内障の患者に投与してよい。

エ:ドロペリドール0.02mg/kgでは術後の制吐作用はない。

オ:アセタゾラミド連用患者ではK+の補給が必要である。


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[解説] クロニジンは眼圧を下降させる。さらに、喉頭鏡操作および気管内挿管で誘発される眼圧上昇を減弱させる。スコポラミンはアトロピンよりも散瞳効果が強いので、閉鎖隅角緑内障患者には用いない方がよい。前投薬に用いられる程度のアトロピン量では、開放・閉鎖隅角緑内障共に眼圧への影響はないといわれている。ミダゾラムやジアゼパムのようなベンゾジアゼピン系は、大量では散瞳を起こすので、急性狭隅角緑内障では避ける必要がある。嘔吐発生率が中等度の処置(腹腔鏡検査)ではドロペリドール0.01〜0.02mg/kgで十分効果がある。アセタゾラミド連用患者では、低カリウム血症の発生防止のため、カリウム剤の併用が勧められている。


[正解] (ア)、(イ)、(オ) [出典] 第34回麻酔指導医認定筆記試験:B31



【問題3】(心臓・血管) 抗不整脈薬のVaughan-Williams分類において、リドカインはクラス( )に分類される。
1) I c 2) III 3) IV 4) I b 5) II

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[解説] 抗不整脈薬のVaughan-Williams分類: I 群=Naチャンネル遮断: I a(活動電位持続時間延長) I b(短縮) I c(不変)。 II 群=β受容体遮断、 III 群=Kチャンネル遮断、 IV 群=Caチャンネル遮断. I a群抗不整脈薬の活動電位持続時間の延長はKチャンネルの抑制作用による。ジソピラミド、プロカインアミド、キニジンが I a群に含まれる。リドカイン、メキシレチン、フェニトインは I b群で活動電位持続時間は短縮する。フレカイニドは I c群で活動電位持続時間は不変である。ベラパミルは IV 群に含まれる。


[正解] 4 [出典] 研修医ノートp647


■ これって常識? ■
間質影と実質影は,浸潤影の中に血管影が見えるかどうかで鑑別せよ!

1)胸部単純 X線やCTで肺野の高吸収域は,淡い高吸収域と強い高吸収域に分けることができる.
2)淡いものは,内部の肺血管が識別可能である.これはスリガラス状陰影(groundglass opacity)と呼ばれ,間質に病変があり,肺胞腔内には含気があることを示している.
3)強い高吸収域は,浸潤影(consolidation)と呼ばれ,内部の血管影が識別できない.これは肺実質,つまり肺胞腔内が何らかの物質により埋められ,含気がないことを示すものである.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜呼吸器編

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