スガマデクスで回復した高度筋弛緩とネオスチグミンで回復した中程度筋弛緩を比較した無作為化比較試験

腹腔鏡手術.png高度筋弛緩は、腹腔内手術中の腹部内圧を下げて手術条件を改善することを目的としている。回復の質に意義のある改善が覚醒を超えて発生するのか、腹腔内圧の低下が達成されるのかについての研究は対立している。

・この実用的な無作為化試験では、待機的腹腔鏡手術を受ける成人は、1:1 の割り付けで、ネオスチグミンで拮抗された中程度の筋弛緩か、またはスガマデクスで拮抗された高度の筋弛緩に割り付けられた。割り当ては麻酔科医のみに明らかにされた。主要評価項目は、術後 7 日目の術後回復の質の尺度(PORS)の認知能の回復であった。副次評価項目には、術後 15 分後および 40 分後、1、3、7、14 日、1 ヶ月、3 ヶ月のの回復の質の尺度(PORS)の他のドメインでの回復が含まれた。 。主要評価項目にはカイ二乗検定が使用され、群間の経時的な回復については一般化線形混合モデルが使用された。

・無作為化された 350 名の参加者のうち、140 名(高度)と144 名(中程度)が主要評価項目について分析された。7日目(高度 92.9% vs 中程度 91.8%、OR 1.164; 95%CI 0.486-2.788、p=0.826)、または他の時点で、術後の回復の質のスケール認知ドメインに差はなかった。生理的、感情的、日常生活の活動、侵害受容、全体的な回復について、有意差は観察されなかった。回復室在室機関(平均(SD)高度 108(58) vs 中程度 109(57)分、p=0.78)および在院期間(1.8(1.9) vs 2.6(3.5)日、p=0.019)に差はなかった。腹腔内圧と手術野条件は群間で差がなかった。

1 時間を超える腹腔鏡手術で、高度筋弛緩は、中程度筋弛緩と比較して、回復の質を改善しなかった。

むやみに深い筋弛緩は必要なさそうだな。スガマデクスを使用した方が在院期間が短くなる?

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