■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/05/07

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (v_____) (c______) : 静脈切開

(2) (a__________) (h______) : 大気性低酸素[症]

(3) (v______________) : 血管収縮薬/血管収縮神経

(4) (s_____) (s______) : 脊髄分節

(5) (m__________) (f___) : 縦隔弁


[解答]
(1)venous cutdown(2)atmospheric hypoxia
(3)vasoconstrictor(4)spinal segment
(5)mediastinal flap


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(硬膜外麻酔) 成人における硬膜外麻酔について正しいのはどれか?

ア:寒さを訴えない患者でもふるえが起こる。

イ:ふるえを起こす中枢温域値を上昇させる。

ウ:ふるえの発生頻度は投与局所麻酔薬の温度により異なる。

エ:中枢温の低下がなくてもふるえが起こる。

オ:硬膜外併用全身麻酔は全身麻酔単独より中枢温を低下させる。


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[解説] 局所麻酔中、温度調節は障害され、その結果中枢温低下が起こる。この温度低下は患者にはしばしば知覚されないが、ふるえの引き金になる。局所麻酔中、血管収縮およびふるえを起こす中枢温閾値は下がる。少なくとも非妊婦では、注射する局所麻酔薬の温度はふるえの頻度に影響を及ぼさない。再分布低体温が中枢温を低下させると、正常の温度調節性ふるえが引き起こされる。硬膜外併用全身麻酔は全身麻酔単独より中枢温を低下させる。


[正解] (ア)、(オ) [出典] 第34回麻酔指導医認定筆記試験:B24



【問題3】(静脈麻酔) バルビツレートの効果発現の条件で正しいのはどれか。

ア:非イオン型のバルビツレートのみが、血液脳関門を通過する。

イ:脂溶性が高いほど、脳血液関門を通過しやすい。

ウ:イオン化は、酸性よりもアルカリ性環境の方が小さい。

エ:血漿蛋白が多いほど、薬理的活性が高い。

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[解説] 細胞膜はイオン化薬物の侵襲に抵抗性を持っているので、非イオン化型のバルビツレートのみが脳血液関門を通過し、中枢作用を現す。一般に脳血液関門は脂溶性のものは自由に通すが、水溶性のものは小さな分子でなければ排除する性質を持っている。チオペンタールのpKa=7.6で、アルカリ環境で解離の程度(つまりイオン化)が増加し、脳血液関門を通過する量は減少する。血漿蛋白が多いほど、遊離型が減少するので、薬理活性が低下する。


[正解] (ア)、(イ) [出典] 第29回麻酔指導医認定筆記試験:A18



【問題4】(代謝・内分泌) 糖尿病の運動療法では、最大酸素摂取量の50〜70%の運動を毎日どれくらいの時間行うべきか?
1) 2時間 2) 10分 3) 1時間 4) 30分 5) 5分

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[解説] 糖尿病の運動療法としては多くの筋肉を使用した運動様式(ジョギング・水泳)がよい。最大酸素摂取量の50〜70%(心拍数にして100〜120程度)を目標にし、30分間/日行なう。


[正解] 4 [出典] クリティカル記憶術2P52

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