COVID-19 患者の気管挿管後の医療従事者に対するリスク:前向き国際多施設コホート研究

気管挿管2.png・気管挿管などのエアロゾル発生処置に関与する医療従事者は、COVID-19 に感染するリスクが高い可能性がある。ただし、このリスクの大きさは不明である。COVID-19 が疑われる、または確認された患者の気管挿管に参与している医療従事者を募集する前向き国際多施設コホート研究を実施した。

・気管挿管エピソード、個人用保護具の使用、およびその後の医療提供者の健康状態に関する情報は、自己報告により収集された。主要評価項目は、検査室で確認された COVID-19 診断または気管挿管エピソード後に自己隔離または入院を必要とする新しい症状の発生率であった。Cox 回帰分析では、主要評価項目と医療従事者の特性、処置に関連する要因、個人用保護具の使用との関連を調べた。

・2020 年 3 月 23 日から 6 月 2 日までに、17 ヵ国の 503 施設の病院の 1718 人の医療従事者が 5148 件の気管挿管エピソードを報告した。主要評価項目の総発生率は、中央値(IQR[範囲])で 32(18-48[0-116])日間の追跡で 10.7% であった。最初の気管挿管エピソードから 7、14、21 日以内の累積発生率は、それぞれ3.6%、6.1%、8.5% であった。主要評価項目のリスクは国によって異なり、女性の方が高かったが、他の要因とは関連していなかった。

COVID-19 が疑われるか確認された患者の気管挿管に関与した医療従事者の約 10 人に 1 人が、その後 COVID-19 の感染を報告した。これは、必要不可欠な医療サービスを提供するための施設収容能力に対する人的資源の影響、および COVID-19 感染に対するより広い社会的影響を有している。

コロナ感染者を受け入れる場合、医療提供側に、通常診療に、加えて少なくとも+10% の人的資源がないと医療崩壊につながりかねないということかな。

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