■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/06/23

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【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (J____) (M______) (A__________) : (略)JMA 日本医師会

(2) (p________) (m______) (c_____) : 周産期医療センター

(3) (n____) (p___________) : ナースプラクティショナー ■簡単な診断、治療ができる資格を持つ看護師

(4) (v______) (s_________) : ビタミン剤

(5) (h______________) (d______) : 手足口病


[解答]
(1)Japan Medical Association(2)perinatal medical center
(3)nurse practitioner(4)vitamin supplement
(5)hand-foot-mouth disease


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/




【問題2】(麻酔薬) 次のオピオイドを硬膜外に投与した場合、遅発性の呼吸抑制が懸念されるのはどれか?
1) ブプレノルフィン
3) フェンタニール
5) スフェンタニール
2) モルヒネ
4) ペンタゾシン


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[解説] 手術部位に一致した硬膜外腔への高脂溶性オピオイド投与は、静脈内投与に比べ、より副作用が少なく、強い鎮痛が得られる。ブプレノルフィンなど脂溶性の高いオピオイドは血中への移行が多く、血中濃度上昇による早期の呼吸抑制の可能性はあるが、遅発性の呼吸抑制は出現しにくいとされる。一方、モルヒネは水溶性に富み、脂溶性が低いために周囲組織に吸収されず、脊髄血液関門を通過しがたく、したがって長く髄液中にとどまり、遊離の状態で髄液中を上行し上位中枢に及ぶ。遅発性呼吸抑制はこのために起こると考えられている。


[正解] 2 [出典] 臨床麻酔のコツと落とし穴part1p148



【問題3】(小児外科領域の麻酔) 小児における吸入麻酔薬について正しい記述はどれか。

ア:乳児における吸入麻酔薬の体内への取り込みは、成人より速い。

イ:乳児の最小肺胞濃度の方が、成人の最小肺胞濃度より低い。

ウ:新生児の最小肺胞濃度は、乳児の最小肺胞濃度より低い。

エ:吸入麻酔薬の濃度が最小肺胞濃度より低ければ、低酸素症に対する呼吸の反応は保たれる。

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[解説] 小児では、機能的残気量に比較し肺胞換気量が成人より多い。成人では肺胞換気量:機能的残気量が1.5:1であるのに対し、乳児では5:1である。従って、乳児では吸入麻酔薬による導入が成人より速い。乳児における最小肺胞濃度は、新生児、成人より高い。例えばイソフルランの場合の最小肺胞濃度は、満期産児1.41%、生後1カ月1.6%、1ー6カ月1.87%、1ー5歳1.6%、若年成人1.28%となる。


[正解] (ア)、(ウ) [出典] 麻酔科クリニカル問題集



【問題4】(外傷・出血・感染) アルブミン1gで何ミリリットルの血液を血管内に保持することができるか?
1) 15ml 2) 20ml 3) 5ml 4) 30ml 5) 50ml

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[解説] アルブミンの正常値=4g/dl。半減期=20日、体内に4g/kg存在する。100ml中に4g含まれ膠質浸透圧の80%を担う。つまり4gで80mlを保持することになり、20ml/gとなる。アルブミンの体内総量のうち、血管内に40%、血管外に60%存在する。血管外のアルブミンの1/3は血清アルブミンの補充に使われることができる。


[正解] 2 [出典] クリティカル記憶術1p78

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