C 反応性タンパク質とアルブミンの比率は、股関節骨折による骨頭置換術を受けた高齢者の死亡率を予測する可能性がある

骨頭置換術.png・術前の C 反応性タンパク質(CRP)とアルブミン値の股関節骨折による手術を受けた高齢患者の死亡率との関係は以前に調査されているが、CRP とアルブミンの比率(CAR)は調査されていない。本研究は、術前の CAR と死亡率との関係を調査することを目的とした。

・合計 254 人の患者(平均年齢 78.74 歳)を、次のデータを使用して後ろ向き的に分析した:年齢、性別、骨折の種類、アメリカ麻酔学会(ASA)スコア、麻酔の種類、骨折から手術までの時間、骨折から退院までの時間、入院期間、既存の併存症、術前の CRP とアルブミン値、死亡率。術前 CAR を計算するために、血清 CRP 値を血清アルブミン値で割った。多変量ロジスティック回帰を使用して、リスク要因と 1 年死亡率との関連を評価した。

・1 年死亡率は 22.8%(58 例)であった。年齢>85 歳、性別が男性、ASA スコア≧3、3 種類の併存症の存在、CAR≧2.49 は、単変量解析で死亡リスク因子として特定された。1 年死亡率の主な予測因子を調査するために、バイナリロジスティック回帰分析に次の要因が含まれた:ASA スコア≧3、3 種類併存症の存在、CAR≧2.49。

高齢者の股関節骨折により手術を受けた患者で、2.49 を超える CAR の検出は、1 年死亡率の強力な指標である。ASA スコア≧3、3 種類以上の併存疾患の存在も死亡率に関連していた。

「ASA スコア≧3」と「3 種類以上の併存疾患の存在」は重複する部分がかなりありそうだな。

【出典】
C-Reactive Protein to Albumin Ratio May Predict Mortality for Elderly Population Who Undergo Hemiarthroplasty Due to Hip Fracture
J Invest Surg . 2020 Jul 16;1-6. doi: 10.1080/08941939.2020.1793038. Online ahead of print.

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