■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/07/20

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (t_______) (t__________) : 鼓膜温

(2) (p________) (c______) (b______) : カリウムチャネル拮抗薬

(3) (b____) : ブレード

(4) (s_____) (r____________) : 潜在逆流

(5) (c___) (s________) : 冷[感]覚


[解答]
(1)tympanic temperature(2)potassium channel blocker
(3)blade(4)silent regurgitation
(5)cold sensation


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(肝・腎・消化管) 腎前性腎不全の場合、尿浸透圧はどうなるか?
1) <285mOsm/L
3) >1000mOsm/L
5) >500mOsm/L
2) >700mOsm/L
4) <350mOsm/L


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[解説] 腎前性腎不全の場合、水分の再吸収が増加して尿の濃縮が行なわれるため尿浸透圧>500mOsm/Lとなる。これに対し、腎性腎不全の場合、腎臓の尿濃縮能が低下するため、血漿浸透圧に近づいて尿浸透圧<350mOsm/Lとなる。


[正解] 5 [出典] クリティカル記憶術2P182




【問題3】(疼痛管理) 反射性交感神経萎縮症として誤りはどれか。
ア:皮膚温の低下
ウ:発汗増加
オ:骨粗鬆症
イ:痛覚鈍麻
エ:アロディニア(異痛症)


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[解説] 反射性交感神経萎縮症の症状:①疼痛:最も重要な症状である。②栄養性変化:栄養性変化は外皮系で最も明らかに起こるが、筋骨格系でも顕著である。③自律神経不安定:血管運動神経不安定(異栄養肢は冷たく、蒼白あるいはチアノーゼ性、および発汗性で、交感神経機能亢進を示す。反対に、肢は温かく、赤く、あるいは紅潮し、乾燥していることがある。これは通常早期の特徴である。)④知覚障害:知覚不全あるいはアロディニア(寒冷や機械的刺激に対して)は、特に重症例で顕著である。⑤骨変化:骨粗鬆症


[正解] (イ) [出典] 第33回麻酔指導医認定筆記試験:B28




【問題4】(麻酔薬) 次の非脱分極性筋弛緩薬のうち、コリンエステラーゼによる加水分解を受けるものはどれか?
1) アトラクリウム
3) アルクロニウム
5) パンクロニウム
2) ベクロニウム
4) d-ツボクラリン


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[解説] 近年諸外国で使用され始めたアトラクリウムは、非脱分極性筋弛緩薬でありながらコリンエステラーゼにより加水分解を受ける。それに加えるにHofmann分解によって体内より除去される。しかし、持続時間は25分とベクロニウムとあまり大差がないため、肝機能障害のためベクロニウムでは作用が遷延する場合に適している。ミバクリウムも同様に、非脱分極性筋弛緩薬でありながらコリンエステラーゼにより加水分解を受ける。持続時間は14分とされている。


[正解] 1 [出典] 臨床麻酔のコツと落とし穴part1p168

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