帝王切開における術後鎮痛に対する異なる硬膜外開始量の影響

硬膜外麻酔 (2).png・本研究の目的は、帝王切開後の術後疼痛に対して患者管理硬膜外鎮痛(PCEA)を投与された妊婦の術後疼痛スコア、鎮痛薬必要量、副作用に及ぼす異なる硬膜外開始量の影響を比較することであった。

・年齢 18 歳から 45 歳までの 81 人の妊婦が本無作為化二重盲式研究に含まれた。各帝王切開ごとに、脊椎硬膜外硬膜麻酔を実施した。患者を 3 群に分け、硬膜外カテーテルを介した脊椎ブロックの 90 分後に異なる量(20 ml、10 ml、5 ml)の試験薬(0.0625%ブピバカインとフェンタニル 2μg/mlの)を投与した。安静時および運動時の視覚アナログスケール(VAS)スコア、最初の PCEA 投与時間、1 時間あたりに必要な PCEA 投与回数、総鎮痛剤消費量、副作用を術後に記録した。

安静時 VAS と運動時 VAS スコアに関して、群間に統計的に有意な差はなかった。初回鎮痛剤必要量までの時間は、5 群よりも 10 群と 20 群の方が長かった。最初の 2 時間の鎮痛剤必要量は、20 群の方が他群よりも少なかった。

異なる用量の PCEA の開始では、同様の疼痛スコアが得られた。しかし、20 ml の容量により、術後早期の鎮痛剤必要量が少なくなり、鎮痛剤の必要性も遅れた。

帝王切開後の PCEA では、初回投与量は多め(10〜20ml)の方が良いようだ。

【出典】
Effects of different epidural initiation volumes on postoperative analgesia in cesarean section
Turk J Med Sci . 2020 Jul 19. doi: 10.3906/sag-1905-44. Online ahead of print.

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント