非心臓手術後の死亡率と独立して関連する出血(BIMS)の術前予測:国際的な前向きコホート研究

出血2.png非心臓手術後の死亡率と独立して関連する出血(BIMS)の診断基準は、術後ヘモグロビン<70 g/L につながる出血、または輸血につながる出血、または直接の死因と定義されている。 BIMS の術前予測ガイドは、説明と同意と周術期ケアの計画に役立つ。

・2007 年から 2011 年までに 8 か国の 12 の大学関連病院で入院非心臓手術を受けた年齢 45 歳以上の 16 079 人の参加者を対象とした前向きコホート研究では、17.3%(2782)が BIMS をきたした。BIMS の電子リスク計算機が開発され、ブートストラップによるロジスティック回帰によって内部的に検証され、さらにリスクインデックスに簡略化された。決定曲線分析で、術前ヘモグロビン<120 g/L に基づく BIMS のリスクを特定する戦略と比較して、各予測ガイドの潜在的な有用性を評価した。

手術の種類、術前ヘモグロビン、年齢、性別、機能状態、腎機能、ハイリスク冠動脈疾患の病歴、活動性癌に関する情報を使用して、リスク計算機は BIMS を正確に予測した(バイアス補正 C 統計量、0.84; 95%信頼区間、0.837-0.852)。術前ヘモグロビン<120 g/L、非内視鏡手術、高リスク手術に基づ??く簡略化指標も BIMS を予測したが、正確性は劣??っていた(C 統計量、0.787; 95% 信頼区間、0.779-0.796)。どちらの予測ガイドも、ヘモグロビン<120 g/L という情報のみの場合と比較して、意思決定を改善できた。

・術後ヘモグロビンが 70 g/L 未満になる出血、輸血につながる、または直接死因と判断される出血と定義される BIMS は 、術前の単純なリスクインデックスによって予測できる

「危険な出血」を予測するリスク計算機か、麻酔科の術前評価シートを埋めていくと、自動的に計算結果が出るといいな〜。

【出典】
Preoperative prediction of Bleeding Independently associated with Mortality after noncardiac Surgery (BIMS): an international prospective cohort study
Br J Anaesth . 2020 Jul 24;S0007-0912(20)30538-9. doi: 10.1016/j.bja.2020.02.028. Online ahead of print.

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