脊椎麻酔における局所麻酔薬の補助薬としてのデキスメデトミジンと硫酸マグネシウムの比較:無作為化比較試験のメタ分析

脊椎麻酔.png・研究の目的は、脊椎麻酔における局所麻酔薬の補助薬としてのデキスメデトミジンと硫酸マグネシウムの有効性を比較することであった。

・PubMed、Medline、Embase、Cochrane Library、Google Scholar の検索を実行した。脊椎麻酔において局所麻酔補助薬としてデキスメデトミジンと硫酸マグネシウムの有効性を比較した無作為化比較試験が特定された。主要評価項目は、知覚ブロック持続時間であった。結果の分析には、95% 信頼区間(CI)付き平均差(MD)またはオッズ比を使用した。

・360 人の患者を対象とした 6 件の研究が含まれた。クモ膜下デキスメデトミジンは、クモ膜下硫酸マグネシウムよりも、有意に長い知覚ブロック持続時間(MD= -73.62; 95%CI = -101.09〜 -46.15)、知覚遮断および運動遮断のより速い発現、長い運動ブロック持続時間と関連していた。低血圧、徐脈、シバリング、術後悪心嘔吐の発生率に関して、群間に有意差はなかった。

デキスメデトミジンは、硫酸マグネシウムよりも、脊椎麻酔の局所麻酔薬補助薬として優れている。これは、重大な副作用なく、その作用発現が急速であり、脊椎ブロックの持続時間が長くなるためである。

脊椎麻酔時の局所麻酔薬に添加する補助薬としては、デキスメデトミジンの方がマグネシウムよりも優れていると。

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