初心者による正常および頸椎固定マネキンにおける McGRATH 、ペンタックス、マッキントッシュ喉頭鏡の比較:無作為化クロスオーバー試験

McGrath MAC.png・本研究の目的は、初心者が McGrath ビデオ喉頭鏡(VL)、Pentax エアウェイスコープ(AWS)、マッキントッシュ喉頭鏡を正常および頸部固定マネキンモデルで使用して、挿管所要時間、声門視野、難易度、歯牙クリック音に関する気管挿管成績を比較することであった。

・挿管経験のない 35 人の麻酔看護師を募集した。参加者は、3 種類の異なる器具をそれぞれ 3 回使用して、2 種類のシミュレーション頸部体位(正常と頸椎不動化による頸部固定)でマネキンモデルの気管挿管を行った。成績パラメータには、挿管時間、挿管成功率、喉頭鏡視野の Cormack Lehane 分類、歯牙クリック音、主観的難易度スコアが含まれた。

挿管時間と初回試行時の成功率は、正常気道マネキンでは 3 群間で有意差はなかった。頸椎固定マネキンでは、マッキントッシュ喉頭鏡と比較して、McGrath VL と Pentax AWS を使用した場合の方が、挿管時間が短く(p=0.012)、初回試行成功率が有意に高かった(p<0.001)。両 VL は、両シナリオで難易度スコアが低く(p<0.001)、Cormack Lehane 分類 I が多かった (p<0.001)。歯牙クリック音の発生率は、頸部固定化気道で、McGrath VL と比較してマッキントッシュ喉頭鏡の方が高かった(p<0.001)。

McGrath VL と Pentax AWS は、挿管時間の臨床的に有意な短縮を示さなかったが、頸椎固定マネキンモデルでは、初心者によって、マッキントッシュ喉頭鏡と比較して、初回試行成功率が高く、挿管が容易で、声門視野が優れている。McGrath VL は、頸椎固定シナリオでマッキントッシュ喉頭鏡と比較して、歯牙損傷のリスクを減らせる可能性がある。

初心者でなくても、頸椎固定患者では、ビデオ喉頭鏡を使用した方が断然有利だろう。

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