結腸直腸手術におけるリポソームブピバカインと静脈内アセトアミノフェンのオピオイド節約効果

リポゾーム.png・本研究では、結腸直腸手術におけるリポソームブピバカインと静脈内アセトアミノフェンのオピオイド節約効果を評価した。

・本研究は、2016 年 5 月から 2018 年 2 月に大学関連医療センターで実施された後ろ向き的 2×2 要因コホートであった。開腹または低侵襲性結腸直腸切除術を受けた患者が含まれた。除外基準は、年齢 18 歳未満、入院 2 日後の手術、ストーマ造設、アセトアミノフェン、オピオイド、またはブピバカインに対するアレルギーであった。術中リポソームブピバカインおよび手術後 18 時間以内の静脈内アセトアミノフェン投与を評価した。主要評価項目は、手術後 24 時間以内に投与されたモルヒネ相当物 mg 静脈内投与であった。ASA スコア、手術後回復強化管理、開腹手術、術前オピオイド使用、身長に合わせて調整された線形回帰モデルが一次分析に使用された。

・含まれた 486 人の患者のうち、193 人はリポソームブピバカインと静脈内アセトアミノフェンの両方を投与され、93 人はリポソームブピバカインのみを投与され、104 人は静脈内アセトアミノフェンのみを投与され、96 人はどちらも投与されなかった。平均して、患者は 24 時間にわたって 21(SD=31)のモルヒネ同等物を投与された。術中のリポソームブピバカインはモルヒネ同等物の減少と関連していたが(調整後の変化 -11、95%CI -17〜-6)、静脈内アセトアミノフェンは関連していなかった(2、95%CI -3〜7)。術中のリポソームブピバカインは在院期間の短縮と関連していたが(調整後の変化= -1.2 日、95%CI -2.1〜-0.3)、静脈内アセトアミノフェンは関連していなかった(調整後の変化= 1.5 日、95%CI 0.7〜2.2)。

リポソームブピバカインは、結腸直腸手術後 24 時間以内にオピオイド使用の有意な減少と関連していたが、静脈内アセトアミノフェンはそうではなかった。

アセトアミノフェンの鎮痛効果は、オピオイド投与を必要とするような強い疼痛にはほとんど効果がないということだな。

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