除脂肪体重に基づく中鎖および長鎖トリグリセリドを含むプロポフォールの注射によって引き起こされる痛みの予防のためのリドカインの有効量の中央値

プロポフォール2.png・研究の目的は、中鎖トリグリセリド/長鎖トリグリセリド(MCT/LCT)エマルジョンのプロポフォール注射液の痛みを予防するための予防的静脈内リドカインの有効量の中央値(ED50)を調査することであった。

・単一病院の手術室での、全身麻酔(GA)下の待機的手術が予定された、ASAーPS I/II、年齢 18〜65 歳の 30 人の患者を対象とした前向き試験である。プロポフォール MCT/LCT エマルジョン注射前の予防的リドカインの初期用量は、0.5 mg/kg 除脂肪体重(LBW)に設定された。リドカインの投与量は、ディクソンの逐次上下法を使用して、患者の注射の痛みの程度に応じて調整された。リドカインの ED50 および 95% 信頼区間(CI)は、Dixon-Massey の式を使用して計算された。バイタルサインと副作用が記録された。麻酔回復室(PACU)では、視覚的アナログ尺度(VAS)評価により、注射の痛みを感じたことを思い出したかどうかを患者に尋ねた。

プロポフォール MCT/LCT エマルジョン注入時痛の予防のためのリドカインの ED50 は 0.306mg/kg LBW(95%CI、0.262-0.357 mg/kg LBW)であった。リドカインに対する副作用は発生しなかった。PACU では、注射による痛みを経験した患者の 90.9% がこの痛みを思い出した(VASスコア、2.8±1.8)。

予防的静脈内リドカイン(0.306 mg/kg LBW)は、GA 下で待機的手術を予定している患者の 50% で、副作用が発生することなく、プロポフォール MCT/LCT エマルジョン注射の痛みを効果的に予防した。

ED50 が 0.306 mg/kg LBW なら、ED95 は、0.5mg/kg くらいなのかな。でも、ロクロニウムの血管痛はプロポフォール以上だろうし、気管挿管の刺激に対する抑制効果も期待されるので、挿管時には、個人的には 1mg/kg を使用している。

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