周術期アレルギー反応: アレルギー評価とその後の麻酔
・2003 年 10 月から 2017 年 5 月までに周術期アレルギー反応のために外来の A/I クリニックに紹介された患者の後ろ向きレビューを行った。患者の人口統計学、アトピー歴、過去の薬物有害反応をレビューした。患者は、皮膚検査(ST)、薬物チャレンジ(適切な場合)、トリプターゼ値測定、ラテックスに対する特異的 IgE 測定を含む検査で総合的な評価を受けた。麻酔を必要とするその後の処置に対する耐性を評価した。
・紹介された 123 人の患者のうち、74 人(60%)が女性で、平均年齢は 46 歳(±18 歳)であった。28 人の患者で少なくとも 1 つの原因物質が確認された(24%、n=28/118)。28 例中 17 例(61%)は抗生物質に対して ST 陽性であり、そのうち 13 例(46%)はセファゾリン陽性であった;3 例(11%)はラテックス特異的 IgE 陽性であった。麻酔を受けて転帰が明らかである 85 例のうち、78 例(91%)では、他の周術期アレルギー反応は認められなかった。ベースラインのトリプターゼ値が上昇していた 5 人の患者のうち 2 人は、その後の麻酔に耐えられなかった。
・大多数の患者は周術期アレルギー反応に対して包括的な A/I 評価を行った後、後続する麻酔を安全に受けたが、米国ではアルゴリズムの改善が必要である。ST 陽性患者(24%)では、抗生物質(特にセファゾリン)が最もよく見られる原因であった。ベースラインのトリプターゼ値の上昇は、周術期アレルギー反応の再発リスクの増加と関連していた。
ひこ
周術期アレルギー反応があった患者では、術前にトリプターゼ値を検査して上昇している場合は、再発リスクが高いと判断する。
【出典】
Perioperative Allergic Reactions: Allergy Assessment and Subsequent Anesthesia
J Allergy Clin Immunol Pract. 2020 Nov 25;S2213-2198(20)31246-0. doi: 10.1016/j.jaip.2020.11.025. Online ahead of print.
Perioperative Allergic Reactions: Allergy Assessment and Subsequent Anesthesia
J Allergy Clin Immunol Pract. 2020 Nov 25;S2213-2198(20)31246-0. doi: 10.1016/j.jaip.2020.11.025. Online ahead of print.
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