90 歳以上の患者では股関節骨折後の 1 年死亡リスクが増加する

高齢者2.png・年齢 90 歳以上の人口の増加は、股関節骨折をきたす端高齢者の急増が予想されることを示唆している。本研究の目的は、1 年死亡率に関連する因子を特定し、非高齢者の好ましくない生存成績に関連する条件を明らかにすることである。

・2013 年から 2018 年までに股関節骨折を呈した年齢 90 歳代の患者を対象とした横断的研究である。死亡率と関連する変数を同定するために二変量解析および多変量解析を行い、チャールソン併存疾患指数(CCI)が死亡率と関連しているかどうかを判断するために生存率解析を行った。

・平均年齢 92.84 歳の 127 人の患者を評価したところ、1 年死亡率は 53.5% であった。二変量解析では、術後の血管拡張剤の必要性、輸血、心不全、全身麻酔の必要性は、術後 1 年死亡率の高い確率と関連していた。肥満度、健康状態、認知症または CCI≧3 は死亡率とは関連していなかった。同様に、Kaplan-Meier 生存率分析では、CCI≧3 の患者の死亡率に差はなかった(p=0.282)。

年齢 90 歳以上の股関節骨折患者は、若い患者に比べて 1 年あたりの死亡率が高い。いくつかの関連性が認められたが、最終的な結論に至るまでには、より多くの研究が必要であり、これはよりリスクの高い患者を特定するのに役立ち、追加の対策を実施できる可能性がある。

当たり前な気がするが・・・。人間ていうのは、ほぼ年齢パーセント死んでるんだからな〜。年齢 60 歳なら、もう 60% は死んでいる!

【出典】
Patients aged ninety years and older are exposed to increased risk of one-year mortality after hip fractures
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2021 Mar 2. doi: 10.1007/s00590-021-02918-0. Online ahead of print.

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