肺癌に対する肺切除における非挿管と挿管によるビデオ補助胸腔鏡手術の比較:メタ分析

VATS.png・本研究の目的は、肺切除術における非挿管(NIVATS)と挿管式ビデオ補助胸腔鏡手術(IVATS)の安全性と実現性を比較することである。

・8 件の研究のメタ分析を行い、肺切除時の肺葉切除術または肺分節切除術に際しての 2 つのアプローチの実質的な効果を比較した。

・その結果、NIVATS を使用した患者は、IVATS を使用した患者と比較して、入院期間と胸腔ドレーン挿入時間が有意に短縮された(加重平均差(WMD):-1.04 日、95% 信頼区間(CI):-1.50〜-0.58、P<0.01) WMD:-0.71日、95% 信頼区間(CI):-1.08〜-0.34、P<0.01)。また、術後合併症の発生率、手術時間、郭清したリンパ節数にも有意な差はなかった。しかし、早期の肺癌患者を対象とした解析では、NIVATS 群は IVATS 群に比べて術後合併症の発生率が低かった(オッズ比(OR)0.44、95%CI 0.21-0.92、P=0.03、I2 = 0%)。

胸部手術において、2 つの手術法で同等の術後合併症率が認められたが、NIVATS 法は IVATS 法と比較して入院期間と胸腔ドレーン留置時間を有意に短縮することができた。したがって、厳選された患者に対しては、NIVATS は主要な胸部手術において安全かつ技術的に実現可能な方法であると考えられる。NIVATS を受ける患者の安全性と実現可能性の評価には、さらに多施設共同の前向き臨床試験が必要である。

挿管せずにできるのなら、それに越したことはないな〜。

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