■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2021/04/19

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【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (i_______) : 不眠症

(2) (h____) (m______) : 心臓マッサージ

(3) (P_____________) (A______) (L__) : 薬事法

(4) (a___________) : 芳香療法、アロマテラピー

(5) (w____) (b____) (c___) : 白血球


[解答]
(1)insomnia(2)heart massage
(3)Pharmaceutical Affairs Law(4)aromatherapy
(5)white blood cell


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/



【問題2】(体液) 血清陽イオンで誤りはどれか?

ア:Mg2+の減少で腱反射が弱まる。

イ:Ca2+の減少で喉頭痙攣の危険度が増す。

ウ:K+の減少でジギタリスによる心筋の被刺激性が増す。

エ:Na+の減少で脳細胞の水分量が増す。

オ:H+の減少で心筋の被刺激性が高まる。


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[解説] [Mg2+]の減少で神経の被刺激性が亢進するので、腱反射は亢進する。重症低カルシウム血症の致命的合併症は喉頭痙攣および低カルシウム血症性発作である。[K+]の減少でジギタリスによる心筋の被刺激性が増し、ジギタリス中毒が起こりやすくなる。[Na+]の減少では、細胞内が細胞外より浸透圧が高くなるので、水移動により細胞内のoverhydrationを生じ、脳浮腫、脳内圧亢進を起こす。CO2および[H+]の減少を伴う過換気は心拍出量を減少させ、過換気が既存の代謝性アルカローシスに加わると、重症な心室被刺激性亢進を招来し、心室細動の発生さえ促進する。


[正解] (ア) [出典] 第34回麻酔指導医認定筆記試験:A12




【問題3】(麻酔薬) 次の麻酔薬のうちで、脳血流量にもっとも影響が少ないのはどれか?
1) セボフルラン
3) イソフルラン
5) エンフルラン
2) ハロタン
4) 笑気


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[解説] 揮発性麻酔薬は脳血流量を増加させ、脳代謝を低下させるが、いずれも頭蓋内圧を上昇させる脳血管拡張性の麻酔薬である。ハロタンが最も著明で、イソフルランが最も影響が少ない。ハロタンもエトレンも脳血管拡張作用があり、ICPの上昇は脳血流量の増加→頭蓋内の血液量増加、および脳脊髄液産生の増加と再吸収低下→CSF増加による。ハロタン1%でCBFは27%、エトレン約1.8%では37%の増加をきたす。ハロタンはCSFを11〜12%、エトレンは8〜10%増加させ、この増加は頭蓋内圧の上昇とよく相関する。


[正解] 3 [出典] 臨床麻酔のコツと落とし穴part2p25




【問題4】(心臓・血管) 肺塞栓の予防やDICの治療としてヘパリンによる抗凝固療法を行う場合には、次のうち何を指標にして行うか?
1) PT
3) 出血時間
5) トロンボテスト
2) (A)PTT
4) 血小板凝集能


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[解説] ヘパリンによる抗凝固療法を行う場合には、(A)PTTあるいはACTを指標にして行い、(A)PTTでは60〜100秒、ACTでは200秒程度を目標として行なう。


[正解] 2 [出典] 研修医ノートP638

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