成人におけるセボフルランを用いた深呼吸急速吸入導入と通常呼吸導入法の比較:前向きコホート研究

吸入導入.png・深呼吸急速吸入導入(VCRII)は、従来の漸増法と比較して、興奮現象の発生を抑えつつ、目的の最小肺胞濃度をより早く達成できる。本研究では、深呼吸急速吸入導入が従来の通常呼吸(TV)法と比較して、成人の麻酔導入をより早く達成できるかどうかを調査することを目的とした。

・2017 年 7 月 1 日に承認番号 AIMSIEC/07/2017 の Amala Institute of Medical Sciences の Institutional Ethics Committee の承認を得て、三次医療教育病院で待機的手術を受ける ASA-PS I-II に属する成人 51 名を前向きに 2 群に割り付けた:VCRII の 25 名(年齢 38. 38.3±13.3 歳、女性 20 名(80%))と 26 名(35.2±11.9 歳、女性 17 名(65%))に前向きに割り付け、66% 亜酸素化窒素に 8% セボフルランを使用した通常呼吸での吸入導入を行った。導入時間は、自発的な指のタッピングが止まるまでの時間(秒)、睫毛反射がなくなるまでの時間、規則的な呼吸が戻るまでの時間、共同注視が戻るまでの時間などを測定した。主要評価項目は、睫毛反射消失までの時間で定義した導入までの時間であった。両手法の血行動態への影響を、ベースラインおよび導入から 1、3、5、10、15 分後間隔で比較した。

VCRII 群は TV 群と比較して、全測定項目で導入が有意に速かった。血行動態は両群とも同程度であった。

成人の場合、VCRII は TV 法に比べて導入時間が早かった。

麻酔回路内をセボフルラン最高濃度で満たしておいて、深呼吸で導入、小児では 10 呼吸くらいで寝てくれる。

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