■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2021/07/20

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (o_____) (i______) : 酸素吸入器

(2) (a_________) (c__________) : 人工循環

(3) (_____a) : 運動失調

(4) (m______) (a_________) (c____________) : 最小麻酔濃度

(5) (r__________) (v_____) : 呼吸量


[解答]
(1)oxygen inhaler(2)artificial circulation
(3)ataxia(4)minimum anesthetic concentration
(5)respiratory volume


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(中枢神経) 緊急処置を要する頭痛はどれか?
1) 高血圧性脳症
3) 片頭痛
5) 後頭神経痛
2) 筋収縮性頭痛
4) 三叉神経痛


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[解説] 緊急処置を要する頭痛には、クモ膜下出血、脳出血、脳腫瘍・脳膿瘍の急性増悪、激症型の脳炎・髄膜炎、高血圧性脳症など脳神経に関連したものの他、緑内障、側頭動脈炎、一酸化炭素中毒がある。このうち最も見逃してはいけないのは、くも膜下出血と髄膜炎である。くも膜下出血を単なる頭痛として処置したり、髄膜炎を単なる風邪と誤診すると取り返しの付かないことになる。一酸化炭素中毒は通常は状況から診断可能であり、同じ環境に戻ってすぐに悪化するなら暖房器具の点検が必要である。急性緑内障であれば、虹視の前兆、早期に激しい頭痛が突然起こること、視力障害、眼球圧痛があることなどが診断の手がかりとなる。


[正解] 1 [出典] 内科レジデントマニュアルP19



【問題3】(心臓・血管) 心臓弁膜症について正しいのはどれか?

ア:圧容量曲線上で収縮終期容積は左上のD点で表される。

イ:大動脈弁閉鎖不全で、前負荷の増加は、左室の拡張終期圧の増加と肺高血圧症を生じさせる。

ウ:僧帽弁狭窄症では、後負荷をを軽減するように管理する。

エ:大動脈弁狭窄症では、左室充満の60%までが心房収縮に依存していることがある。

オ:リウマチ熱に罹患してから弁狭窄が臨床上問題になるのは、感染後2〜3年後である。


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[解説] ア:○:圧容量曲線上で収縮終期容積は左上のD点で表される。大動脈弁が閉鎖するのもこのD点である。一方、拡張終期容積は、B点で表される。
イ:×:大動脈弁閉鎖不全で、後負荷の増加は、左室の拡張終期圧の増加と肺高血圧症を生じさせる。
ウ:×:僧帽弁狭窄症では、後負荷をを維持するように管理する。僧帽弁狭窄症では、左房と左室の間に厳然とした血流抵抗が存在するので、後負荷を軽減してもそれを改善することは不可能である。
エ:×:大動脈弁狭窄症では、左室充満の40%までが心房収縮に依存していることがある(正常は20%)。したがって、洞調律を維持することは、左室充満に必要な心房収縮を適切に得るために重要である。
オ:×:僧帽弁狭窄症は、通常、リウマチ性疾患から二次性に起こる。リウマチ熱に罹患してから弁狭窄が臨床上問題になるのは、感染後10〜20年後である。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p250-257





【問題4】(溺水・中毒・体温) 血液浄化法を行う場合、ヘパリンによる抗凝固療法はACTをどれくらいに維持するべきか?
1) 60秒
4) 400秒
2) 120秒
5) 150秒
3) 300秒


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[解説] 血液浄化法を行う場合、ヘパリンによる抗凝固療法はACTを150秒を目標にその投与量を調節する。


[正解] 5 [出典] 救急認定医診療指診P120

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