ロボット補助根治的前立腺切除術の回復の質に及ぼすクモ膜下ブピバカイン/モルヒネの効果:無作為化対照試験

モルヒネ4.png・ロボット補助根治的前立腺切除術は、術後すぐに不快感を引き起こす。本無作為化比較試験は、全身麻酔に加えて、クモ膜下ブピバカイン/モルヒネが術後の回復の質に有益かどうかを調査した。

・150 人の患者を、クモ膜下に 12.5 mg ブピバカイン/ 300μg モルヒネを投与した介入群(年齢 75 歳以上の患者では用量を 20% 減量)か、または皮下偽注射と 0.1mg/kg モルヒネの静脈内負荷用量を投与した対照群に無作為に割り付けた。両群は、標準化した全身麻酔と同じ術後鎮痛処方を受けた。主要評価項目は、術後 1 日目の回復の質-15(QoR-15)質問票スコアの減少であった。

介入群(n=76)は術後 1 日目の QoR-15 の減少が少なかった。中央値(IQR[範囲])10%(1-8[-60%〜50%])vs 13%(5-24[-6%〜50%])、p=0.019、入院中のモルヒネ使用量が少なかった;2 mg(1-7[0-41 mg]) vs 15 mg(12-20[8-61 mg])、p<0.001。さらに、彼らは運動時の疼痛スコアが低く;数値評価尺度(NRS)3(1-6[0-9]) vs 5(3-7[0-9])、p=0.001、膀胱けいれんが少なく(NRS 1(0-2[0-10]) vs 2(0-5[0-10])、p=0.001、鎮静が少なかった;NRS 2(0-3[0-10]) vs 3(2-6[0-10])、p=0.005。さらに、介入群はレスキュー薬の使用が少なかった。掻痒感は、介入群の方が重症であった;NRS 4(1-7[0-10]) vs. 0(0-1[0-10])、p=0.000。

・著者らは、掻痒感の発生率がある程度増加するにもかかわらず、クモ膜下ブピバカイン/モルヒネによるマルチモーダル疼痛管理は、ロボット補助根治的前立腺切除術に際して実行可能な選択肢であると結論付けている。

クモ膜下モルヒネはもっと広く使用されてもいいのだろう。

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