■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/01/20

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (f_____) (p____) : 顔面[神経]麻痺

(2) (a_________) : 血管内視鏡法

(3) (p____) (d______) : 脈[拍]欠損

(4) (h___________) : 高浸透圧

(5) (o___) (m_____) (c_____________) : 直視下僧帽弁交連切開[術]


[解答]
(1)facial palsy(2)angioscopy
(3)pulse deficit(4)hyperosmosis
(5)open mitral commissurotomy


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(モニター) 心電図について正しいものはどれか?

ア:STセグメントの低下の鑑別診断として、Burugada症候群を考える。

イ:高カルシウム血症では、QT間隔が短縮する。

ウ:高位後壁梗塞は、標準誘導心電図での診断が最も容易なものの一つである。

エ:左脚ブロック所見のある多くの患者が、心エコーでは左室肥大とされている。

オ:低カリウム血症ではU波がみられる。


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[解説] ア:×:STセグメントの上昇の鑑別診断として、急性心筋梗塞、心膜炎、高カリウム血症、高カルシウム血症、左室肥大、左脚ブロック、Burugada症候群を考える。
イ:○:高カルシウム血症では、QT間隔が短縮する。STセグメントの上昇を認めることもある。
ウ:×:高位後壁梗塞は、標準誘導心電図では診断困難な領域である。V1でR波の幅が広かったり高い場合には、後壁梗塞が示唆される。
エ:○:左脚ブロック所見のある多くの患者が、心エコーでは左室肥大とされている。
オ:○:低カリウム血症では、U波の出現・増高、幅の広いT波、QT間隔の延長がみられる。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p157-163




【問題3】(心臓・血管) 末梢血管抵抗の低下するショックをきたすのはどれか?
1) 心筋梗塞
3) イレウス
5) 心タンポナーデ
2) 敗血症性ショック
4) 急性膵炎


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[解説] 各種ショックの中で、アナフィラキシーショックではヒスタミンなどのメディエータにより血管拡張が起こるので末梢血管抵抗は低下する。神経原性ショックにおいても副交感神経が優位になっているので末梢血管抵抗は低下する。敗血症性ショックでは、hyperdynamic state においては心拍出量は増加し末梢血管は拡張するので、末梢血管抵抗は低下する。


[正解] 2 [出典] ICUトラブルシューティングp92




【問題4】(肝・腎・消化管) 次の利尿剤のうち、効果発現が最も遅く、効果持続が最も長い薬物はどれか?
1) ドーパミン
3) アミノフィリンン
5) スピロノラクトン
2) マンニトール
4) フロセミド


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[解説] スピロノラクトンは遠位尿細管に作用するカリウム保持性の利尿剤で、効果発現は数時間〜数日と遅く、また持続は2〜3日と長い。他の薬剤は静注で使用した場合、すべて1時間以内に効果発現する。


[正解] 5 [出典] 危機管理P146

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