■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/06/30

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【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (t_________) (c_____) : 精巣ガン

(2) (m________) (i___________) : 生理不順

(3) (i________) (c___) (u___) : (略)ICU 集中治療室

(4) (s_______) (b_______) : セラチア菌

(5) (s___) (c_____) : 皮膚ガン


[解答]
(1)testicular cancer(2)menstrual irregularity
(3)intensive care unit(4)serratia bacteria
(5)skin cancer


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/



【問題2】(モニター) 心電図について正しいものはどれか?

ア:低カルシウム血症ではQT間隔が短縮する。

イ:心電図が高電位の場合は、鑑別診断として虚血性心筋症を考える。

ウ:STセグメントの低下の鑑別診断として、左脚ブロックを考える。

エ:右脚ブロックでは、 I とV6で幅の広いS波を示す。

オ:PR間隔の正常範囲は0.12〜0.20秒である。


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[解説] ア:×:低カルシウム血症ではQT間隔が延長するが、低カリウム血症とは異なり、T波の幅が広がることはない。
イ:×:心電図が低電位の場合は、鑑別診断として慢性閉塞性肺疾患、甲状腺機能低下症、心嚢液貯留、全身の浮腫、アミロイドーシス、虚血性心筋症、肥満を考える。
ウ:×:STセグメントの上昇の鑑別診断として、急性心筋梗塞、心膜炎、高カリウム血症、高カルシウム血症、左室肥大、左脚ブロック、Burugada症候群を考える。
エ:○:右脚ブロックでは、典型的にはV1でrSR'パターンを示す。また I とV6で幅の広いS波を示す。
オ:○:PR間隔の正常範囲は0.12〜0.20秒である。QRS間隔の正常範囲は0.05〜0.10秒である。QTcの正常範囲は男性で0.44秒以下、女性で0.46秒以下である。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p157-163



【問題3】(静脈麻酔薬と吸入麻酔薬) ベンゾジアゼピンについて正しい記述はどれか。

ア:ジアゼパムを投与された母体から生まれた新生児は低体温になりがちである。

イ:ジアゼパムの活性代謝産物であるデスメチルジアゼパムの除去半減期はジアゼパムより長い。

ウ:ミダゾラムは水溶性であるが、血液内では分子内再構成が起こり脂溶性となる。

エ:ジアゼパムは吸入麻酔薬の最小肺胞濃度(MAC)を低下させる

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[解説] ジアゼパムは新生児の体温調節異常、哺乳力低下、筋緊張低下を起こす。ジアゼパムは薬物活性を持つオキサゼパム、デスメチルジアゼパム、メチルオキサゼパムに分解される。ジアゼパムの血中除去半減期が20−40時間であるのに対して、デスメチルジアゼパムの血中除去半減期は51−120時間である。ミダゾラムの血中除去半減期は2ー4時間である。


[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集




【問題4】(呼吸) 肺炎で痰の色が黄色の場合に、考えにくい起炎菌はどれか?
1) ブドウ球菌
3) 肺炎桿菌
5) インフルエンザ桿菌
2) 肺炎球菌
4) MRSA


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[解説] 肺炎で痰の色が錆色の時には、起炎菌として肺炎球菌を疑う。痰の性状が粘ちょうで糸を引く場合は肺炎桿菌を、痰が悪臭を放つ場合には嫌気性菌を、痰の色が黄色の場合には肺炎球菌、ブドウ球菌、MRSA、インフルエンザ桿菌を考える必要がある。


[正解] 3 [出典] 内科レジデント実践マニュアルP127

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