重症セプシスの転帰予測における3種類の臓器不全評価スコア・システムの比較

Comparison of three different organ failure assessment score systems in predicting outcome of severe sepsis
Chinese journal of surgery 01/2009; 47(1):48-50.

・重症敗血症での病院死亡率を予測する際に、多臓器機能障害スコア(MODS)、連続臓器不全評価(SOFA)、ロジスティック臓器機能不全(LODS)を比較した。

・2004年12月から2007年11月までに、重症敗血症の診断でICUに入室した403人の患者を登録した。入室時点でのMODS、SOFA、LODS、APACHEⅡと入院中の最高スコアをそれぞれ記録し、死亡率に関して収集した。3つの多臓器機能障害スコアシステムの判別能は、ROC曲線下面積(AUC)で評価された。

・病院死亡率を予測する際の、入室時スコアのAUCは、LODSで0.811、SOFAで0.787、MODSで0.725、APACHEⅡで0.770であった。 最大スコアはすべて、入院時スコアよりも判別能が高かった(P<0.01)。LODSとSOFAの判別能は、入院時でも最高スコアでも、MODSよりも良好であった(P<0.01)。しかし、死亡率予測に関しては、LODSとSOFAの間で有意差は観察されなかった(P<0.05)。 ApacheⅡスコアのAUC値は、LODSと比較して非常に低かった(P<0.01)。しかし、ApacheⅡ、SOFA、MODSの間にはAUC値に差がなかった(P<0.05)。

・LODS、SOFA、MODSは良好な判別能を示したが、LODSの最大値が重症敗血症患者の転帰予測のもっとも高い判別能を示した。

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