挿管10分前のリドカイン噴霧:術後咽頭痛に及ぼす影響
Lidocaine spray 10min prior to intubation: effects on postoperative sore throat
Journal of Anesthesia Published online 02 September 2010
・咽喉痛は、全身麻酔で最もよくある副作用である。本研究の目的は、気管挿管後の術後咽喉痛(POST)を和らげる効果に基づいて、リドカイン投与の種類とタイミングを比較することであった。
・A群では、8%リドカインを、挿管直前に喉頭咽頭部にスプレーし、気管チューブ(ETT)遠位端に、2%リドカイン・ゼリーを塗布した。B群では、8%リドカインをスプレーし、ETTは生食で濡らした。C群とD群では、リドカインスプレーはせずに、ETTは生食で濡らす(C群)か、2%リドカイン・ゼリー(D群)を塗布した。E群では、気管挿管10分前に8%リドカインをスプレーし、ETTは、生食で濡らした。
・患者527人のうち、28.2%は、抜管24時間後にPOSTを訴えた。POST発生率の統計学的有意差は、E群(16.0%)と、B群(26.5%)を除く他各群(28.4-38.5%)の間のみで見られた。
・結論として、8%リドカインスプレーは、気管挿管の10分前に喉頭咽頭部に行えば、POSTの発生率を有意に減らす。
[!]:う~ん、だとしても、10 分間もマスク換気して気管挿管を待たないといけないとしたら、まったく実用的ではないな。
Journal of Anesthesia Published online 02 September 2010
・咽喉痛は、全身麻酔で最もよくある副作用である。本研究の目的は、気管挿管後の術後咽喉痛(POST)を和らげる効果に基づいて、リドカイン投与の種類とタイミングを比較することであった。
・A群では、8%リドカインを、挿管直前に喉頭咽頭部にスプレーし、気管チューブ(ETT)遠位端に、2%リドカイン・ゼリーを塗布した。B群では、8%リドカインをスプレーし、ETTは生食で濡らした。C群とD群では、リドカインスプレーはせずに、ETTは生食で濡らす(C群)か、2%リドカイン・ゼリー(D群)を塗布した。E群では、気管挿管10分前に8%リドカインをスプレーし、ETTは、生食で濡らした。
・患者527人のうち、28.2%は、抜管24時間後にPOSTを訴えた。POST発生率の統計学的有意差は、E群(16.0%)と、B群(26.5%)を除く他各群(28.4-38.5%)の間のみで見られた。
・結論として、8%リドカインスプレーは、気管挿管の10分前に喉頭咽頭部に行えば、POSTの発生率を有意に減らす。
[!]:う~ん、だとしても、10 分間もマスク換気して気管挿管を待たないといけないとしたら、まったく実用的ではないな。
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