■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2011-11-14




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (o_____) (d__________) : 酸素欠乏

(2) (i_______) (o__________) : 見当識障害

(3) (e____________) (b___) : 気腫性ブレブ

(4) (d__________) : 律動異常

(5) (v_____) (p_______) : 静脈圧


[解答]
(1)oxygen deprivation(2)impaired orientation
(3)emphysematous bleb(4)dysrhythmia
(5)venous pressure


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(外傷・出血・感染) 次の凝固系の検査のうちで、凝固異常の全体的な異常を最初にスクリーニング的にチェックするには、どれが適しているか?
1) APTT
3) ACT
5) トロンボテスト
2) PT
4) ヘパプラスチンテスト


[解説] 各種凝固系の検査の中で、凝固異常の全体的な異常を最初にスクリーニング的にチェックするには、ACTあるいはトロンボエラストグラフィが適している。APTTは内因系と共通経路の検査である。PTは外因系の検査である。


[正解] 3 [出典] 救急認定医診療指診p154




【問題3】(外傷・出血・感染) 直達牽引を行う場合のKirschner鋼線の刺入点として不適当なのはどれか?
1) 外果より2cm遠位、2cm後方
3) 膝蓋骨上縁レベル
5) 外果より2cm近位
2) 肘頭端より2cm遠位
4) 脛骨結節より1~2cm遠位


[解説] 直達牽引を行う場合のKirschner鋼線の刺入点:小児の上腕骨顆上骨折など肘頭部→肘頭端より2cm遠位、中心性股関節脱臼や大腿骨骨折など→膝蓋骨上縁レベル、大腿骨骨折を脛骨近位部で行なうこともある→脛骨結節より1~2cm遠位、脛骨骨折の時に脛腓骨遠位部→外果先端より4cm近位(外果より2cm近位からの刺入では関節内に刺入されてしまう)、脛骨骨折や遠位粉砕骨折時に踵骨部→外果より2cm遠位、2cm後方で刺入する。


[正解] 5 [出典] 救急処置基本手技アトラスP1392



【問題4】(溺水・中毒・体温) ミダゾラム(ドルミカム)の血中半減期はどれくらいか?
1) 5分 2) 6時間 3) 30分 4) 2時間 5) 12時間

[解説] ジアゼパム(=セルシン、ホリゾン)の血中半減期=30時間(32時間)、ニトラゼパム(ネルボン)=25時間、フルニトラゼパム(サイレース、ロヒプノール)=20時間(24時間)、ミダゾラム(ドルミカム)=2時間、ちなみにベンゾジアゼピン系拮抗薬であるアネキセート(フルマゼニル)の半減期は1時間(49分)である。比較すると極めて短いので再睡眠が起こるということ。したがって覚醒状態を維持するには持続投与が必要となるが、ベンゾジアゼピン系製剤による中毒か否かの鑑別に適応を限定した方がよいとの考えもある。


[正解] 4 [出典] ポケット医薬品集91年P375

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