■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2013-02-12
| 【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。 | (1) (c____) (t_____) : 胸部圧迫 (2) (a________) (p______) : 副経路/代替経路 (3) (p________) (f_______) (t___) : 肺機能検査 (4) (c______) (c______) : カルシウム電流 (5) (b____) (b____) (b______) : 血液脳関門 |
[解答]
| (1)chest thrust | (2)alternate pathway |
| (3)pulmonary function test | (4)calcium current |
| (5)blood brain barrier |
[出典] 麻酔科学用語集 第3版
| 【問題2】(中枢神経) 脳のエネルギー消費のうち、脳細胞の機能(電気活動)に消費されるのは何割位か? | ||||
| 1) 6割 | 2) 5割 | 3) 4割 | 4) 3割 | 5) 7割 |
[解説] 脳のエネルギー消費のうち約6割が脳細胞の機能(電気活動)に消費され、残りの4割が細胞の統合性に消費される。37度から27度の間は脳波には著しい変化はなく、機能あるいは統合性維持に必要な酸素消費量が同じ割合で減少する。しかし、27度から17度にかけて脳波がほぼ平坦になる。すなわち、17度では機能に消費されるエネルギーはほぼゼロになる。
[正解] 1 [出典] 図説最新麻酔科学シリーズ1麻酔の薬理と手技の実際P126
| 【問題3】(血液) 血液ガスと酸塩基平衡について正しいのはどれか? | ア:Srewartモデルの酸塩基平衡における3つの独立変数の1つは「重炭酸イオン」である。 イ:低アルブミン血症はAnion Gap を低下させるアルカリ化効果がある。 ウ:呼吸商とは、酸素消費量/二酸化炭素排出量である。 エ:強いアシドーシスは、心室細動の閾値を低下させる。 オ:下痢やドレーンからの排液増加は、非アニオンギャップ性代謝性アシドーシスをもたらす。 |
[解説] ア:×:Srewartモデルの酸塩基平衡における3つの独立変数とは「強イオン差」「アルブミン濃度」「PaCO2」である。
イ:○:低アルブミン血症はAnion Gap を低下させるアルカリ化効果があるため、潜在する代謝性アシドーシスを隠蔽するので注意を要する。
ウ:×:呼吸商とは、二酸化炭素排出量/酸素消費量である。成人1分当たり二酸化炭素排出量=200ml、酸素消費量=250mlであり、呼吸商=0.8である。
エ:○:強いアシドーシスは、心室細動の閾値を低下させる。
オ:○:下痢やドレーンからの排液増加は、非アニオンギャップ性代謝性アシドーシスをもたらす。他に、腎尿細管性アシドーシス、過剰な生理食塩水投与、ダイアモックスの投与などで、非アニオンギャップ性代謝性アシドーシスとなる。
[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p13-20
| ■ これって常識? ■ 非定型抗酸菌症は,隔離の必要はない |
非定型抗酸菌は土壌など自然界に広く分布し,ヒトからヒトへの伝播はない.したがって結核菌感染症と違って,隔離の必要は全くない.
[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識~呼吸器編
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